◇7月30日(日) 愛知・名古屋ダイアモンドホール 13時
「ドリーム女子プロレス」の見どころ。
※オフィシャル記者寄稿

▼ドリーム・シングルマッチ 20分1本勝負KAZUKI vs 宮崎有妃(フリー)

 『ドリーム女子プロレス』名義の最後を飾るのは1年ぶりの名古屋大会。そのオープニングマッチでは、KAZUKIがJd’時代の1つ後輩にあたる宮崎有妃とシングル対決。「シングルは相当久しぶりですね。宮崎さんもいろんなスタイルを経験してきてるじゃないですか。盗めるところは盗みたいし、地元で燃えてるかもしれないですけど私も後楽園前に負けるわけにはいかないので、故郷に錦は飾らせません!」と意気込むKAZUKI。熟練のテクニックが織りなす攻防で沸かせてくれるだろう。

▼ライディーン鋼の超ヘビー級ロード 20分1本勝負
ライディーン鋼 vs 男盛(フリー)

 昨年の名古屋大会ではタッグマッチで対戦しているライディーン鋼と男盛(アレクサンダー大塚)が、今年は一騎打ち。男子選手を相手にしても真っ向勝負を挑むところに定評のある鋼だが、独自のムードを持つ男盛だけに一筋縄ではいかないだろう。はたして鋼に秘策はあるのか!?

▼ドリーム・タッグマッチ 20分1本勝負
勝愛実&中野たむ(フリー) vs 藤田あかね(アイスリボン)&アレックス・リー(フリー)

 勝愛実&中野たむの『バイオレットウィズ』が名古屋に初登場。対するは中日ドラゴンズをこよなく愛する藤田あかね、そして好調をキープしているアレックス・リーの異色タッグだ。新鮮で華やかな顔合わせが多い中、23日の板橋大会でアレックスに敗れている勝は虎視眈々とリベンジを狙うだろう。最後に笑うのは誰だ?

▼POP選手権試合 30分1本勝負
〈王者〉藤ヶ崎矢子 vs 安納サオリ(Begnning)〈挑戦者〉

 破格のセミファイナルにラインナップされたPOP選手権試合。8月でジュニア卒業となる藤ヶ崎矢子に、アクトレスガールズの安納サオリが再挑戦を果たす。JWP最後の4・2後楽園大会ではキャリアに勝る藤ヶ崎が快勝し安納の健闘を称えたものの、7・14浅草大会ではタッグチームとして機能せず。試合後に舌戦を展開し、名古屋の地で再び対角線に立つこととなった。実力差はあるが、もし安納が勝利すればアクトレスガールズに初めてのチャンピオンベルトをもたらす快挙となる。藤ヶ崎はPURE-J旗揚げ戦にチャンピオンとして出場するためにも、ここで落とせすわけにはいかない。

▼スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
コマンド ボリショイ&Leon vs 中森華子&水波綾(WAVE)

 メインイベントはデイリースポーツタッグ王者のコマンドボリショイ&Leonと中森華子&水波綾が激突。「ドリーム女子プロレス最後の大会。これからPURE-Jを盛り上げていく、そしてタッグチャンピオンのボリショイさんLeonさんとの対戦はとても意味のある戦いだと思います。必ず勝って旗揚げ戦につなげます。最後はこの大会を締めるのは私です」と必勝を誓う中森。一方、ボリショイは「水波は今はチャンピオンじゃないけどWAVEのエース格というか、中森も同じようにPURE-Jのエースだと自分で自覚している。もしこれがタイトルマッチだったら最強の挑戦者じゃないかなと思いますけど、私もLeonもそうそうチャンピオンとして負けるわけにもいかないし、しばらく防衛戦ができてないのでタイトルマッチの気持ちで挑みたいと思います。名古屋は大阪にない東京にもない不思議なプロレス熱、名古屋のプロレス文化がありますね。1年ぶりに皆さんに会えるのを楽しみにしています」とコメント。真夏の名古屋をさらに熱くする闘いは必見だ。