こうして月日は流れ、【たらば蟹 北枕にて だから何】の気持ちのまま中島安里紗の再デビュー戦が決定しました。



2012年4月22日(日)後楽園ホール

▼The sparkl of women~ 中島安里紗再デビュー戦20分1本勝負

阿部幸江&中島安里紗vs中森華子&大畠美咲 


JWPは勿論、お客様や周りの反応は…

【戻ってきてくれてありがとう】
【応援する!】
【頑張って】


歓迎ムード全開です。


私だけ??違和感を感じているのは??
JWPの選手も、声をあげる人はいません。
私は中島安里紗のいたJWPの事なんて知りませんし、どのように引退したかも分からないし。でも、こんな歓迎ムード全開のまま再デビューさせて良いの?そう思っていました。





そして、記者会見がありました。

素直に気持ちを言ったつもりです。




中森華子「20周年という記念の大会でJWPのファンの皆さ んとか色んな人を敵に回すようなこと言ってしまうと 思いますが、自分は中島の復帰はよく思ってないで す。いい気はしません。中島が辞めた時、自分はJW Pにいなかったし、どうやって辞めていったか、何が あったかわからないけど、辞めて何事もなかったよう に戻ってきて復帰します、お願いしますと言われて も、自分は納得できない。爽やかすぎるというか、 寝ぼけてるんじゃないかと思います。いなかった3年 弱を一瞬で取り戻せるような甘い世界じゃないと思う し、その間、自分は頑張ってたとは言えないけど、歯 を食いしばってやってきて、復帰戦だからといって自 分は新人のデビュー戦を受けるぐらいにしか思ってな いです」

そして中森華子blog

「会見でも言ったのですが、復帰すること は良く思ってません。 三年弱いなかった選手が、何事もなかった ように 同じ団体で復帰。普通だったらあり 得ないと思うし。私は納得できないし理解 できない。 お帰りなさい、的な雰囲気にもついていけ ないです。 力の差を見せつけてやろうと思います。




このような感じでした。


阿部さんの意気込みは…

「ずっとモヤモヤしてた。無理矢理入団させてしまったかもと思って…」
泣き出す始末。


阿部さんは正直、もっと厳しい事を言うんじゃないかと思ってたんです。
何だか悲しかった。
【みんな中島安里紗の味方なのね】
私はそう思っていました。
人間不振になってました。勝手に。

今思えば、阿部さん以外の華子、大畠、中島は若いし(阿部さんも18歳ですが)
結構殺伐とした雰囲気で意気込みを語っていたので【これじゃダメ!さっちゃんが一番目立たないと!泣くしかない!】と思って泣いたのでは?




今ではそう思えます。

ですがその時の私は本当にどうかしてたんです。


肝心の中島安里紗の意気込みは
まぁ、ありきたりな感じ。謝罪や練習報告、
質問に答えて…

最後に、華子と大畠を

【元同期が色々言ってますが一度も負けた事がない選手】

そう言っていました。

私は只、笑いを堪えるのに必死でした。



ですから中島安里紗の再デビュー戦の相手をするのも【たらば蟹 北枕にて だから何】

この気持ちは変わりません。
だって私は残酷楽園に住む残酷プリンセスだもん!




※2年前のblogです。
本当にそう思っていました。
みんな、中島安里紗の味方なんだわと本気で思っていましたね。


“中島安里紗よ、彼岸花の咲く地獄でお会いしましょう。”



あと14日
◇12月28日(水)後楽園ホール18時半
『JWP-CLIMAX 2016』

▼JWP認定無差別級選手権 30分1本勝負

〈王者〉中島安里紗vs中森華子〈挑戦者〉