※JWPオフィシャルHPより転載

◆9月15日(月・祝)板橋グリーンホール (17時半 開始) 「We are J・W・P 」

第1試合 20分1本勝負 藤ヶ崎矢子 VS つくし

8月24日の花やしき座大会でJWP認定ジ ュニア& POP王者のラビット美兎に挑戦 し、9月7日の同所 では春山香代子の胸を 借りた藤ヶ崎矢子が、今度は同 い年の先輩 に当たるつくしと対戦する。昨年、中学校 を卒業したばかりの16歳でデビューした矢 子に対し、 つくしは2010年にプロレスラー となっており、キャ リアの差は3年半。す でに、つくしはアイスリボンの トップでも あるICE×王座も獲得しており、実績で はキャリア以上に差がついている。しかし 、自力によ る初勝利を奪ってジュニア戦線 に乗り込んできた矢子 にとっては、今後は ライバル視していかなければいけ ない相手 。しかも、つくしは現ジュニア2冠王者で あ るラビットのタッグパートナー。再び、 2冠王座に挑 戦するためにも、ここで実績 づくりをしていきたいと ころだ。まだまだ 技術的な面、精神的な面で課題抱え ている 矢子だが、それは伸びしろがあ
ることの裏 返し でもある。同い年の先輩ということで 、つくしにはい い意味で親近感もあるはず だし、それが気持ちの面で 活
かされるよう ならば、同世代との対戦にもプラスと なっ てくることは間違いない。さらなる飛躍を 目指す 矢子にとっては、このタイミングで つくしと対戦でき ることをチャンスにする 必要がありそうだ。

第2試合 20分1本勝負 KAZUKI&ライディーン鋼 VS 春山香代 子&須佐 えり

新生WANTED'14としてスタートしたK AZU KI&ライディーン鋼。8月24日の 花やしき座大会で は、華名&Rayと対戦 し、勢力拡大を図ってRay の獲得に乗り 出すも失敗している。どうやら、阿部幸 江 の引退があって、迷走している感は否めな いものの 、もともとWANTED!?自体が 迷走しながら発展を 続けてきたユニットで もある。恐らく、WANTED '14らしい船 出と言った方がいいのかもしれない。そ ん なKAZUKI&鋼が2戦目に迎える相手 が春山香 代子&須佐えり。前大会で約1年 ぶりにJWP参戦を 果たし、林結愛をハー フハッチで下して健在ぶりをア ピールした 須佐との対戦になるだけに、またもや注目 カードがWANTED'14に用意されたこと になる。 そして、ザ☆WANTED!?時代 には宿命のライバル ? であったハルクラの 春山もいる。俄然、KAZU KIがやる気
になってもおかしくないが、どうやら須 佐 がいることで、蹴ったり殴ったりできるの だろうか と不安をのぞかせている。しかし 、そこは鋼が心を鬼 に
してKAZUKIを 引っ張っていくしかない。1日 でも早くW ANTED'14として初勝利をマークした いはずのKAZUKI&鋼。まずは勝ち名 乗りを上げ て、ユニットとしてJWP認定 タッグ&デイリースポ ーツ認定女子タッグ 王座戦線に名を連ねることが求め られそう だ。

第3試合 30分1本勝負 中森華子 VS 雫有希

人の縁というのはどこでどのように繋がっ ているの か分からないもの。もちろん、プ ロレスという業界に 身を置いていれば、二 度度関わらないと思った人物と 運命的な再 会を果たすこともあれば、どれだけ深い仲 で結ばれていたチームが、ちょっとしたす れ違いで空 中分解することもある。今回、 中森華子がプロレスラ ーの第一歩として在 籍していた伊藤道場の後輩である 雫有希が 参戦。中森よりも1年後輩である雫には同 期 もおらず、先輩に対してのわだかまりや 誤解のような 感情が芽生えていたとブログ で綴っている。ただし、 デビューして1戦 で退団してしまった雫に対し、中森 は「最 近、昔の事をブログなどでゴチャゴチャい って るようだけど、正直、誤解だらけで腹 が立ちます。今 回JWPに参戦するという ことを聞いて、自分からシ ングルを希望し ました。私は試合で会話したいと思っ てい ます」とコメントを発表。少なくとも、後
輩目線 から一方的な話だけをされているが 、もちろん、そこ には先輩としてすべきこ と、教えるべきことがあった
ということを 言いたいのかもしれないが、そこは中森 流 に「試合で会話したい」と言っている。か つては同 じ釜の飯を食いながら、今や籍を 置く場所や求めるプ ロレス像も違ってきて いる両者。ただし、偶然かもし れないが、 伊藤道場で巣立ってきたことも事実。プロ レスを続けていれば、触れたくない過去に も触れられ ることもある。それでも、今現 在の中森華子、雫有希 という選手が織りな すプロレスで、お互いに今現在の 成長を見 せつけて語り合うことが求められる試合と な りそうだ。

第4試合 30分1本勝負 コマンド ボリショイ&中川ともか VS ラビ ット美兎& 林結愛

OZアカデミー6月4日の後楽園ホール大 会で、O Zアカデミー無差別級王者のAK INOに挑戦するも 敗れた中川ともかが、 12月4日の後楽園ホール大会を 最後に引退 することを表明。レスラー生活も残り3ヵ 月を切ったたところで、JWPに久々の参 戦となった 。中川と言えば、木村響子がが JWPに凱旋参戦した 際に、江本敦子と3 人でレボルシオン・アマンドラと して乗り 込んできたことが印象深いはず。その当時 は ヒールユニットとして、春山香代子らJ WP勢と骨肉 の争いを繰り広げていた。そ の後はOZアカデミーや WAVEなどで貴 重なバイプレイヤーとして活躍。こ れまで に、OZアカデミー認定タッグ、WAVE 認定 タッグ王座など、数々のタイトルを獲 得しており、タ ッグ屋としてのイメージも 強い。そんな中川が、所縁 のある木村と現 JWP認定タッグ&デイリースポーツ 認定 女子タッグ王座を保持するコマンド
ボリシ ョイ と組んで、ラビット美兎&林結愛対戦 する。女子プロ レス界のタッグ屋として鳴 らしているボリショイがパ
ートナーである ことも興味深いが、今後が期待される ラビ ットと林との顔合わせというのも目玉にな る。特 に、林は格闘技スタイルでもあり、 タッグマッチの経 験もまだ少ない。そんな 林が、ほとんど関わりがなか った中川とぶ つかることによって、何かを吸収するこ と もできるはず。女子プロレス界に足跡を残 してきた 選手が旅立っていくのはさびしい ことではあるかもし れないが、それは中川 も引退理由の一つとして上げて いるように 、これから成長していく若手がいて新陳代 謝が起こっていることも事実。ラビットと 林が、JW Pにもキラキラと輝く若手が育 っていること中川に見 せつけることができ るのか注目だ。

第5試合 JWP認定無差別級選手権 30分1 本勝負 <王者>中島安里紗 VS <挑戦者>Leon

「JWPの無差別のベルトは女子プロレス 界で一番歴 史があって重みのあるベルトで あり、強さの象徴です 」。タイトルマッチ を前にして、Leonはこのよう なコメン トを発表した。今、各団体に頂点を決める ベ ルトは存在するものの、JWP認定無差 別級王座は女 子プロレス界においてもっと も由緒あるベルトであり 、その名前が示す 通り、体格の大きさやキャリアなど をいと わずに、誰もが挑戦できるベルトであって 、そ れだけに強さの象徴となっている。そ もそも、Leo nはこのベルトを巻くこと を目標の一つに掲げてJW Pに入団し、そ れを実現したものの、わずか3ヵ月と いう 短命王者に終わってしまった。やはり、チ ャンピ オンとなることが目標だったLeo nも、強さの象徴 たるベルトを腰に巻いた 瞬間から、それに相応しい王 者となるべき と気持ちが切り替わったに違いない。そ れ だけに、無差別のベルトを巻いたこ
との喜 びよりも 、本当の強さを追い求めるように なったのかもしれな い。それから3年の月 日が流れ、やっとの思いで
掴ん だ挑戦の権 利。今、Leonは「努力は人を裏切らな い」という信念のもと、自分を追い込みな がらトレー ニングに励んできている。ただ し、それは現チャンピ オンの中島安里紗と て同じ。そのことはお互いに分か っている からこそ、すでに戦いは始まっている。総 合 的に見れば、Leonは女子プロレス界 でも№1の実 力を兼ね備えている。いわば 、最もバランスが取れて いる選手というこ とになる。これに対し、中島はまだ まだ荒 削りな面が残っているものの、精神面の強 さや 戦いにおける執念、プロレスラーにな るために生まれ てきたようなプロレスセン スを持ち合わせている。こ れが、タイトル マッチでは中島の爆発力を引き出す要 因と なる。かつて、中島に挑戦した木村響子は 、「良 くも悪くも計算ができない」と中島 を評している。そ れを底力と考えれば、こ れまで防衛を重ねてきている ことも納得が いくことに
なる。やはり、Leonがか な り攻め込む展開が予想される中、中島の最 後の灯を 消すまで攻め続けることができれ ば王座交代
も起こる ことになるが、その詰 めが甘ければ逆転を許すことに なる。JW Pの頂上決戦は、最後の最後まで目が離せ ない試合となることだけは間違いなさそう だ。

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