◆11月11日(日)東京キネマ倶楽部(13時 開始)

6人タッグマッチ 20分1本勝負 ラビット美兎&川佐ナナ&Sareee VS 勝愛実&ライディーン鋼&矢神知樹 11月4日の板橋グリーンホール大会で は、ラビット美兎&川佐ナナ VS 勝愛実& Sareeeが組まれ、勝がラビットをダ イビング・ボディプレスで下した。ラビッ トと勝は10月21日の博多スターレーン、10 月28日の新宿FACEとタッグマッチで3 連戦を行っており、いずれも勝とラビット の間で勝敗が決し、通算成績は勝の2勝1 敗。確実に、勝がJWP認定ジュニア&P OP王座挑戦の道を広げている。同じく、 ジュニアのタッグマッチに出場している川 佐ナナは、この勝敗に絡むことができてい ない。ラビットと勝とのライバル関係だけ がピックアップされることは、川佐にとっ ては悔しいの一言に違いない。今回はさら に、後輩のライディーン鋼、他団体のSa reee、復帰戦となる矢神知樹を加えた 6人タッグマッチとなるだけに、誰が主役 となることができるかがポイントとな
りそ うだ。

▼輝優優~FINAL Run at JWP. 4 15分1本勝負 輝優優 VS コマンド ボリショイ 輝優優にとって、コマンド ボリショイは JWP入団当時のコーチ役であり、基礎か ら教わった先輩に当たる。それゆえ、ボリ ショイは輝のことは何でも知りえる存在と 言えるかもしれない。また、この2人は輝 が日向あずみからJWP認定無差別級王座 を初めて奪取した後、ボリショイとの防衛 戦に敗れて王座から転落。一方、ボリショ イもこれが同王座初戴冠となっており、 切っても切り離せない関係でもある。輝が JWPを退団し、フリーとなって参戦をす るようになってからは、主にタッグマッチ で対戦する機会が多く、シングルマッチで の対戦は少なくなっていた。今回、輝の引 退が迫る中、かつてはJWP認定無差別級 王座を争った2人が対戦。恐らく、最後の 一騎打ちとなる試合で、かつての頂上決戦 が蘇るのか、それともテクニシャン同士の せめぎ合いとなるのかは、蓋を開けるまで
は分からない。ただ、一つだけ言えるの は、これぞJWPといった戦いになること
は間違いないということだろう。

▼タッグマッチ 30分1本勝負 春山香代子&KAZUKI VS 倉垣翼&阿 部幸江 春山香代子と倉垣翼の「ハルクラ」と、 阿部幸江とKAZUKIのザ☆WANTE D!?が、それぞれのユニットから別れ、交 差する形でコンビを組んでタッグマッチで 対戦することになった。春山とKAZUK Iは重量級であるにもかかわらず、器用さ も併せ持っているチーム。これに対し、剛 の倉垣と柔の阿部が調和する倉垣&阿部。 どちらも、正式なタッグチームではないも のの、手が合うコンビであることは間違い ない。また、この4人が揃うということ で、注目されるのがJWP認定タッグ&デ イリースポーツ認定女子タッグ王座挑戦の 行方。王者のコマンド ボリショイ&中島安 里紗は、再三に渡ってハルクラを挑戦者に 指名。しかし、春山は倉垣とのタッグを再 開したいことは明かしているものの、まだ その時期ではないこと、若手にチャンスを 与えたいことを理由に、挑戦を受諾してい ない。だが、この状況に黙
っていないのが WANTEDだろう。ハルクラが挑戦しな いというこ
とならば、名乗りを上げる可能 性は高い。WANTEDとしてハルクラを 倒すことが一番の近道だが、ハルクラが組 んでいいない以上、この分散されたタッグ マッチで勢いをつけることも悪くはない。 さて、WANTEDの胸三寸やいかに?

▼JWP認定無差別級王座次期挑戦者決 定・1DAYトーナメント1回戦 時間無制 限1本勝負 中島安里紗 vs モーリー さくらえみがJWP認定無差別級王者に なった際、真っ先に挑戦を表明したLeo nと中島安里紗に対し、さくらは11月4日 の板橋グリーンホール大会でさくら&米山 香織 VS Leon&中島を行い、勝ったら 挑戦権を与えるとしていた。しかし、Le onが米山を破ったものの、モーリーと中 森華子まで挑戦に名乗りを上げたため、さ くらが下した決断は、1DAYトーナメン トの開催。しかも、組み合わせまでさくら が決める横暴ぶりを発揮した。その1回戦 に指名された中島とモーリー。そもそも、 モーリーに火が点いたのは、ハートムーブ 系リフォームに加入する以前に、復帰した ばかりの中島に8人タッグマッチとはい え、フォールを許したこと。その屈辱をバ ネにして、今の勢いを勝ち取ってきた。そ れは、中島も感じていることであり、モー リーにとってはここが正念
場とも言える。 それは、このトーナメントはあくまでも通 過点としているモ
ーリーだが、「無差別の ベルトを巻きたいという想いと共に、中島 に勝ってという所に意味があると思う」と いうコメントにも表れている。「JWPの 景色を変える」と言い続けるモーリーだ が、まずは自分が見るリングからの景色を 変えること。それは、足元に横たわる中島 の顔を上から見ることに違いない。

▼同トーナメント1回戦 時間無制限1本 勝負 Leon vs 中森華子 かつてはいざこざを起こしながらも、獅 子の穴として活動してきたLeonと中森 華子。それが、今や敵対関係となって至宝 のベルトを目指すことになった。Leon は盟友だった米山香織が離反していること を憂いており、米山の心を取り戻し、JW Pに復帰させることを最優先としている が、一度はJWP認定無差別級王座のベル トを巻いているだけに、元王者だからこ そ、さくらえみのチャンピオンらしからぬ 言動が許せないため、一刻も早くベルトを 獲り返すために立ち上がったようだ。一 方、中森はJWP認定無差別級王座を奪取 した一心で、すべてを投げ捨ててハート ムーブ系リフォームに加入している。その 意志の強さは、「私はLeonを超える事 が目標ではなく、無差別のベルトを巻く事 が目標であり、目的です」とのコメントか らも窺える。JWPのこと、米山のこと、 無差別のベルトのことを思い責任感を背 負ってこの
舞台に臨むLeon。これに対 し、ただ純粋に自分の目標、目
的のために 挑む中森。どちらが勝つにしても、この気 持ちの違いが明暗を分けることになるかも しれない。

▼JWP認定無差別級王座次期挑戦者決定・ 1DAYトーナメント決勝戦 時間無制限1 本勝負 一回戦の勝者 VS 一回戦の勝者 ※優勝者は王者・さくらえみが保持する JWP認定無差別級王座次期挑戦者となる。