『Road to JWP20th・12』
9月23日(金)東京・新宿FACE(18:00)

▼蒼星杯ブルースターカップ公式リーグ戦15分1本勝負
 ラビット美兎vs矢神知樹

 デビュー2年未満の7選手によるリーグ戦「蒼星杯ブルースターカップ」が12年ぶりに開幕する。先陣を切るのは参加選手の中で最もデビューが遅いラビットと、最も早い矢神の2人となった。ラビットは5戦目。前哨戦となった9・18道場ではタッグながら矢神にギブアップを奪われているだけに、ここは意地を見せたいところ。スピードと蹴りの対決は自分のスタイルに引きずり込んだ方が有利となる。

▼同公式リーグ戦15分1本勝負
 川佐ナナvsmasu-me

 出場するJWP選手の中で一番の先輩となるmasu-me。優勝しなければいけないポジションではあるが、体格的に不利な部分もあり、実際に勝に不覚を取ったことも。テクニックの向上は見えるが、勝や川佐のような大きな体の選手のペースに巻き込まれると、パワーで一気に畳み掛けられてしまう可能性もある。しかし、大きな選手ほど、masu-meの得意とする丸め込みが有効にもなる。川佐にとっても先輩からの初勝利をあげ、勢いに乗りたいところだ。
▼20分1本勝負
 コマンドボリショイ&小松奈央vs春山香代子&勝愛実

 9・11キネマのタッグマッチで対戦した勝と小松。勝は試合中に髪の毛を掴んで引きずり回し、試合後もにらみつけるなど、約1年半先輩の小松を意識していた。小松は「蒼星杯ブルースターカップ」にエントリーしていないが、勝にとっては一度噛みついた相手に何かを残したいところ。先輩2人を置き去りにするくらい存在感をアピールする試合を見せてほしい。

▼モーリーデビュー5周年記念試合20分1本勝負
 モーリー&植松寿絵vs阿部幸江&KAZUKI
※この日より森居知子がリングネームを改名

 再デビューから5周年、デビューから10周年を迎える森居知子が「さらに上に行くために」と、この試合からリングネームを変更した。デビュー、再デビューともに9月23日で、3度目の新しいスタートも特別なこの日となった。パートナーは9・11キネマでシングルマッチを行った「憧れの人」植松。対戦相手は数々のデビュー戦相手を務めてきた「筆下ろし職人」KAZUKI&阿部となった。JWP入りしてからザ☆WANTED!?として活動しているモーリーにとって、意味合いのある3人が揃ったことになる。新しく生まれ変わるモーリーの初陣は見逃せない。

▼獅子の穴vs仙女20分1本勝負
 Leon&中森華子&大畠美咲vs悲恋&DASH・チサコ&仙台幸子

 10・27センダイガールズ後楽園で行われる団体対抗トーナメント。その試合を見据えてセンダイガールズ勢との対抗戦が行われることになった。組み合わせは27日に決定するが、JWPにとってホスト団体に勝つことは、トーナメントに向けて大きな弾みとなる。JWP側は獅子の穴が迎え撃ち、センダイガールズからは悲恋、十文字姉妹が乗りこんでくる。「同期で引退(11月8日)の決まっている悲恋に出てきてほしい」という中森の希望がかなった形だ。大畠にとっても3人は同期であり、絶対に負けられない。Leonが名前を出した里村の出場はなかった。Leonはこの怒りを3人にぶつけるだろう。獅子の穴としても最近は話題が少ないだけに、ここで改めてアピールしたいところだ。

▼米山革命・最終章~スペシャルシングルマッチ30分1本勝負
 米山香織vsさくらえみ

 敗者髪切りマッチ以来1年ぶりとなる米山とさくらの一騎打ち。昨年、始めたばかりの「米山革命」に厳しいツッコミを入れたさくら。今回も試合に「米山革命・最終章」とタイトルが付いているだけに、さくらが何かを仕掛けてくることは想像できる。しかし、過剰に反応しているのは実は米山の方だ。記者会見に出席しなかっただけで「心理戦に違いない」と姿のないさくらへの恐怖心を露わにしていた。さくらに計算があったのか定かではないが、米山は冷静さを取り戻せなければ勝利は難しいかもしれない。

▼JWP認定無差別、TLW世界世界女子、ハイブリット・ファイティング3冠選手権試合30分1本勝負
 (王者)ヘイリー・ヘイトレッドvs倉垣翼(挑戦者)

 夏女決定ワンデートーナメント、ボリショイ&春山との挑戦者決定3WAYマッチを制した倉垣が至宝奪回に臨む。4・3後楽園のタッグ2冠選手権で倉垣はヘイリーをフォール。日本で初めての黒星をつける屈辱を味わわせた。しかし、4・17キネマのJ-1トーナメント1回戦では変則ルールながら、不覚にもフォールを奪われた。両者ともにリベンジマッチの気持ちが強い。ヘイリーは初来日から約4年半が経つが、いまだにシングルでの敗戦はない。ヘイリーはこの試合を終えると日本を離れるため、このチャンスを逃すとしばらくベルトがJWPに戻っ戻ってくることはない。倉垣には何が何でもベルトを取り返さなければならない使命が課せられた。最強外国人と日本一のパワーを誇る女子プロレスラー。他では見られないど迫力ファイトになるのは間違いない。


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