こんにちは!今週のブログは藤畝、今井、神野が担当します。

 

まず英語ニュースについて神野が紹介します。

一つ目にLGBTQに関する記事です。地元メディアはロシアモスクワ警察が複数のゲイ・クラブを家宅捜査したと報じました。ロシアでは同性婚は認められておらず、最高裁判所は国際的なLGBT市民運動を過激派組織として認定しています。そこでこの報道について議論しました。ほとんどの学生はLGBTQの人々を過激派組織として扱うことは間違っていると主張しました。なぜなら、彼らは人権を持っており、彼ら自身を自由に表現する権利を持っているからです。また、このような行動はLGBTQの人々を恐怖に陥れ、精神的に傷つけているため反対であるという意見も出ました。続いて、この問題に対して、私たちができることについて話し合いました。まず、LGBTQについて正しい知識を身に付け、彼らとコミュニケーションを取ろうとする姿勢を大切にしていきたいという意見が出ました。また、もし周りにLGBTQのような人々がいれば、偏見を持たず、彼らの意見に耳を傾ける事も大切であるという主張もありました。

 

ここからは今井が担当します。

次に、社会的交流と健康の関連性についての記事について議論しました。記事の内容は、友人や家族との交流の欠如、つまり、社会的孤立状態にある人はそうでない人と比べて死亡リスクが39%高いことが研究で明らかになったというものでした。

そこで出された問は、適度な社会的交流が健康や長寿に繋がる理由としてどんなことが挙げられるかというものと、記事の最後に、1人暮らしでペットを飼うことの有益性が示唆されているがペットを飼うことと健康、長寿の関係についてどのようなことが考えられるかというものでした。

前者の質問に対しては、家族や友人等に感情や悩みを共有することで、日常的なストレス緩和になるという点や、普段の生活から、人との繋がりを感じることで、長生きしたいと思うようになるのではないかという意見があげられました。また、一人でいるよりも社交的交流がある人の方がスポーツ等をする機会が多く健康的であるのではないかという意見もあげられました。

後者の質問に対しては、ペットは飼い主に癒しを与え、また、ペットと共にいることで孤独感を感じにくくなることから、ストレス緩和に繋がるという意見が出ました。それ以外にも、ペットを飼うことで自身の健康にも責任を持つようになるのではないかという疑問も出されました。

 

『グローバル社会における異文化コミュニケーション』の第8章・第9章は藤畝が担当します。

今回、私たちは主に多国籍チームにみる組織内コミュニケーションについて議論しました。例えば、仕事中に昼寝をしてしまう外国籍メンバーがいるとしましょう。そのメンバーが「母国では仕事の合間に昼寝をする習慣がある」と主張したら、私たちはどうする必要があるでしょうか。議論では「礼儀やマナーなどを窮屈にする必要はないけれど、秩序を守るための礼儀やマナーの合意が必要」や「異文化を尊重しつつも、お互いに歩み寄りが必要」、「士気が下がってしまう心配があるため、尊重ばかりはできない場面もある」という意見が出ました。また、昼寝だけではなく、お祈りの習慣や食事など、他にも配慮と統制のバランスが難しい場面が多くあります。お互いに守るべき規則と異文化を理解し、尊重することが求められるのだと考えられます。

 

リサーチ・ペーパー提出期限まで残り1か月となりました。みなさん、テーマは決めましたか?忙しい時期だとは思いますが、一つずつコツコツとがんばっていきましょう!