こんばんは!今週のブログは伴野、太田、山本が担当します。

 

まず米カリフォルニア州ロサンゼルスにおいて相次いだ自殺にまつわる記事を扱いました。アメリカでは現在、短期間に自死を選ぶ警官が何人も現れ、大きな問題となっています。背景には、悲惨な現場を目撃してもあらゆる感情を押しつぶし前に突き進まなくてはならない状況で、我慢し続けるのが当たり前とされ、助けを求められない状況にあると指摘されています。更には加速する人員不足によるオーバーワークが悪循環を作っています。このような状況に対し、警察官も人であることを理解し、彼らを今一度讃える機会を設け、彼らに十分なメンタルヘルスケアを提供するよう見直す必要があるという意見が多く出ました。

また、韓国において教師が生徒の親からの過度な苦情に悩まされ、自殺してしまった記事についても議論しました。たとえ口頭での注意や喧嘩の仲裁であっても、虐待と告発される可能性があり、今回の記事にあったイ・ミンソさんのケースに関しては「これは虐待に当たらない」と全会一致でした。教師が職務を全うする際にそういった恐怖に脅かされる状態は教育内容にも支障が出る可能性があります。そのためにも、きちんとしたマニュアル化を図り正当性を主張できるようにしたり、親と先生のコミュニケーションを十分にとることなどが解決策として挙げられました。

どちらの記事も職業柄「こうあるべき」というステレオタイプに押しつぶされ、自身を見失っていることに起因する自死でした。そうなる前に、誰かが気づいてあげられる環境を作っていき、どん職の人であれ皆同じ「人」であることを心においておくべきだと思いました。

 

ここからは太田が担当します。
 

次に違法移民の流入防止のためにアメリカのテキサス州とメキシコとの間に壁が建設されることに関する記事を扱いました。しかし、この決定はバイデン大統領が選挙で主張していたことと矛盾しており、支持者はこれに反感を抱いているということでした。これについて、バイデン大統領の判断は適切であったのかということともし私たちが支持者だったらどう感じるのかについて議論しました。バイデン大統領の判断については、複数の人は適切であると主張しました。理由としては、違法移民の数は増加しており経済的にも負担になる可能性があること、移民の流入を防ぐには有効であるなどの意見があげられました。一方で、壁の建設は一時的な解決法にすぎず、他の対策も必要である、バイデン大統領は掲げた政策が支持されて大統領になったのだからその政策を貫くべきだという反対意見もでました。
私たちが支持者だったらどう感じるのかについては、バイデン大統領を信じられなくなる、支持できなくなるという意見が多かったです。しかし、彼の選択は間違ってはいないが適切でもない、建設費用がすでに準備されていたため状況としては許してあげてもいいのではないかという意見も出ました。

 

最後に山本が担当します。
 今回は「グローバル社会における異文化コミュニケーション」の第7章を読んで、日本の外国語教育について議論しました。
 日本では英語以外にもその他の外国語を選択することができますが、多くの人が英語を学んでいて、外国語は英語のことを指すようにも感じられます。これに対して、年少から各自の学びたい言語を学ぶ環境を整えるべきという意見がでました。これは英語以外の言語を学ぶための教師や環境がなく、他の国と比べて外国語教育や異文化理解が遅れていると感じるためです。
 また、英語を使用して何かを行うのではなく、英語の能力を身につけることを目的としている日本の英語教育は本来の英語教育とずれがあるという意見もありました。
 この状況を改善するためには、さまざまな外国語や文化に触れる機会を作ったり、英語の能力を測るテストの形式を変えたりする必要があるという結論に至りました。

 

教室内でもマスクをつける人が増えたり、中には風邪気味の人もいました。

体を壊しやすい季節柄、また就活などで追い込まれる時期かもしれませんが、今回の自殺の記事も他ごとではないと思って、自分を追い込み過ぎず休むときには休みましょう(゜.゜)