こんにちは!今回のブログは黒崎、百木、中山が担当します!

だんだん涼しくなってきましたね(^▽^) 今回からゼミの教室が変わりました!蚊は減りましたが、今度はカラスの鳴き声が大きいのが問題です(-_-;) なかなか適当な教室はないですね!笑

さて、今回も3つの英字新聞と3人から卒論経過報告をしてもらいました。

はじめは英字新聞です!

一つ目は舛井さんのコロナ禍のメンタルヘルスに関する記事です。

アメリカでは、パンデミックの中子供たちの心の健康状態が「crisis point」に達しているそうです。パンデミック前と比べ、心配や不安、葛藤を抱えている子供の数が2倍や3倍にも増えたそうです。ゼミ生の間ではみんなパンデミックの中不安やストレスを感じていました。就活と時期が被っていたこと、部活が無くなったこと、などが原因として挙がりました。そのため、ゼミのみんなは友人と電話やzoomで話す、家でできるものを楽しむなどをしていたそうです。
また、メンタルヘルスを維持するために職場にどのようなサポートがあったらいいかを考えました。気軽に職場の人と話せるようなカフェテリアやスポーツできる場所を設ける、不満を上司に直接ではなくて公式に会社に言うところが欲しい、などの意見が上がりました。また、会社の重役の人たちがメンタルヘルスについて学ぶ機会を設けるべきという意見もあり、確かに必要なことだなと思いました。まだまだ続くであろうパンデミックと上手く付き合えるそれぞれの道を探していきたいですね。

2つ目は文化の盗用に関連する記事でした。黒人でない人が黒人文化の象徴である編み込みをファッションとして取り入れることについて議論があったという内容でした。
議論では他文化の特徴を服装に取り入れることに問題はないと思うものの、その意味や歴史を十分理解するべきという意見が多く出ました。また、文化を教育現場で扱う際に文化そのものを教えるのは限界がありステレオタイプにもつながる恐れがあるため、異文化との接し方や異文化と触れ合う機会を代わりに設けるべきという意見も出ました。文化に対する価値観は、時代によって異なるためその時代に生きている人達の間で異文化交流がどうあるべきか、話し合い続ける必要があると感じました。

3つ目の記事はアメリカのテレビ・映画業界の労働環境に関する記事でした。テレビや映画の制作に関わる労働組合が、低賃金なうえに、十分な食事休憩や睡眠時間もなく働いている現状を受け、ストライキを起こす瀬戸際にあると言う内容でした。議論の中でテレビ・映画業界は総合芸術であるがゆえに重労働になりがちであるが、働きすぎない基準など個人の体調管理を保証する制度を作るべきという意見が出ました。テレビや映画はなくてもインターネットやSNSで補えるため、私生活には影響がないという意見もある一方で偏りのない情報の入手や、映画の経済効果など社会的影響力を持っている点でなくてはならないという意見もありました。テレビや映画は会話の中で共通の話題作りに欠かせない存在であることを改めて感じることができました。

次に卒論経過報告に移っていきます。

今回は、伊藤さん、舛井さん、川瀬さんが報告してくれました!

3人はそれぞれハッシュタグ運動について、ディズニープリンセスの描かれ方の変化について、テレビCMの中の外国人の出演についてのテーマで卒業論文を執筆しています。

3人は論文を進めていくうえで悩んでいることなどを共有し、ゼミのみんなでアドバイスを出し合うことができました!

具体的には、先行研究と事例分析のバランスに気を付けたい。研究する対象は一つに絞ってより全面的に出していい。社会背景と事例の間に絶対的な因果関係をつけることは難しいので、二つを並行関係に書けばいい。などのアドバイスがありました。

3人ともとても面白いトピックで完成するのが楽しみです!!

ではまた来週お会いしましょう!!