資材がそろったので、ブルーカレントにチタンティップを継いでみる。
チタンティップには、スパイン(背中)があるのか、曲がった所は真っ直ぐにする必要があるのか、昨日、「釣り具のイシグロ」に質問をしておいたら、今朝回答が来ていた。
ざっくりとまとめると、「スパイン的なモノはチタンティップにもあるので、曲がりやすいところを探してくれ、そして曲がったのは気にするな」ということだった。
で、腹側の面にマーキング。
そして、ロッドを切断。
ティップが直径2mmなので、最初はちょっと細いところで、ブルーカレントを切ってみた。
細いブランクスの切断に両刃ヤスリはなかなか使いやすい。
1.89mmで切ってみたが、ティップを差し込むにはさすがに細すぎ。
何回か切ってみるが、ティップの収まりが悪い。
少しずつ切り込んでいき、5回目の直径2.1mmのところでちょうど良い感じになった。
ブルーカレントの内側を少し丸ヤスリで削って、ティップを差しこみ、バランスをチェック。
・・・・チタンティップの根元からヘンな方向に曲っとる。
チタンティップ単体で眺める限りでは、それほど曲がりは気にならない。
しかし、ロッドと接合してみると、左に曲がっているのが分かってしまう。
チタンティップをネジリながら、ブランクスに対して真っ直ぐになる角度を探してみる。
スパインの目印から90度ねじったところが、一番まとも。
この状態では、負荷を掛けなくても、少しティップが下を向いているような感じ。
ロッドティップの根元をよく見てみると、接続用のテーパーが、きれいな円錐状になっていない。
メイドイン・ジャパンを前面に打ち出しているチタンティップなのだが、どうも精度がよろしくない。
チタンを削るのって難しそうなので、ゆがみや曲がりは仕方ないのかな。
ロッドとブランクスに目印を付け直して、接着剤を混ぜる。
大量購入した使い捨てのカップを投入。
30分で硬化するらしいので、しばらく放置。
カーボンロービングを巻いてエポキシコーティングするときのためにマスキングにテープを巻いておく。
通常は、ティップとブランクスの接続部分には補強を兼ねてガイドの足を取り付けるのだが、今回はガイドの取り付け位置と接合位置が、かなりズレるため、カーボンロービングを長めに巻くことにする。
つづく。