17セオリーが退院してきたので、シャリシャリ感対策を試そうと思っていたのに、回してみると解消している。
相変わらず首は振れてしまうので、シャリシャリ感の原因は首振りではなかったみたい。
他に考えられるのは、ドライブシャフトのセンターが出ていなかったということ。
オーバーホールによってたぶんドライブシャフトがセンターに来るように調整された、いわゆる芯出しがされたってことのよう。
対策を講じることなく問題が解決。
最初からメーカーならちゃんと芯出して製品を売ってくれ、ということだと思うのだが、どうなんだろうか。
とはいえ、スプールは結構ぐらぐらするままなので、調整してみる。
「ルビアスの首振り対策」のビデオによれば、クリックホルダー(下記12)のぐらつきを無くせば、スプールの首振りは改善されるらしい。
20ルビアスの場合、ビデオでは、ボールベアリング(下記10相当)を2.5mmから3mmに厚くしてましたが、17セオリーの場合にこれをやるとスプールメタルリング(下記9)がはめられなくなりそうなので、スプールワッシャー(下記11)の上にもう一枚ワッシャーを入れてみることで、クリックホルダーのぐらつきを抑え込んでみる。
追加ワッシャーは、レガリス用に買った内径7mmのシムが使えそうなので、まず0.3mmを入れてみる。
0.3mmだとスプールメタルリング(上記9)をはめる溝が、ベアリングと干渉してしまう。
0.2mmのシムに交換。ギリギリですが、リングをはめられそう。
このリングは、外すのも、戻すのも、超大変。
注意はしていたものの、そのかいもなくスプールメタルリングを飛ばしてしまい、1時間中断。
探しまくって、あきらめかけた時、幸運にも発見。
一時はどうなるかと思った。
で、慎重にリングをはめて検証。
かっちり感はでないですが、まあ許せる程度に症状が改善。
これ以上、シムを追加するとスプールメタルリングをはめられる自信がないので、微調整は無し。
残るは、ラインローラーへのベアリング追加。
詳細は後日。
それにしても、セオリーの生産中止が残念。
22セオリーとか発売されてたら、どんなふうに進化したんだろうか。