ついに緊急事態宣言が全国の47都道府県へと広がった。

 

 そう、それでいい!

 

 それなのに、なんでうちも?と疑問を唱える知事がいるとか。

 今しか見えていないのか?

 

 ゴールデンウィークを前に、内閣総理大臣が緊急事態宣言を出しておかなければ、出ていない都道府県に、国民が遊びに出かける。感染を広げる。その知事はそうなってから、どうしてくれるのだと国を責める気か?

 

 愛媛県知事は総理の緊急事態宣言を受けても休業要請を現時点ではしないという判断をされた。しかし、県立学校においては休校を要請している。

 

 意図を読め。

 暗黙で了解すべきだ。

 

 国が休業補償すると宣言していない以上、県が独自に休業補償する財源がない。しかし、百貨店は休業に入る。賢明だ。

 

 今こそ国中で一丸となって協力し、我慢し、耐え忍ぶ時なのだ。

 

 不必要な外出はやめよう。

 

 人と会う機会を減らそう。

 

 その為に営業していることが国の意思に反すると感じるなら店を閉めよう。今営業しなくても健康を害する業種でないならば。

 

 医療現場では不足する防護服やマスクによって、感染リスクの高い中、それでも治療に、看護に従事する医療スタッフ達が懸命に奮闘しているのだ。

 

 彼らにも生活があり、家族がいるのだ。

 

 新型コロナの感染拡大を早く終息させることが、彼らへの感謝の証となるだろう。

 

 当事業所は極近隣での感染者発生を受け、一時自粛営業とさせて頂いたが、ここ2週間で周辺での感染者発生が見られない為、通常営業を再開することとなった。無論、この2週間においても希望者には通常のサービス提供を行ってきたが、当事業所のサービス利用を自粛することで、認知機能や身体機能の衰えも懸念され、やはり必要なサービスは提供しなければならない。

 

 幸いにも当事業所は十分な広さのホールがあり、空間を最大限に利用して感染予防に努めたサービス提供が可能である。定員35名まで許される広さを有しながら、定員20名という贅沢な利用方法を行っている。

 

 常時看護師やリハビリスタッフが在中し、感染予防に目を光らせながら、高齢者に必要な水分チェックや排便記録、口腔ケアや個別リハビリ等の実施を行っている。

 

 ウィルスとの戦いは長期戦を覚悟しなければならない。

 

 日々介護が必要で、日々リハビリが必要な人ほど、どの事業所を選ぶかが重要となるだろう。保健所からの自宅待機要請に即座に従えないようでは、高齢者へのサービス提供を行う資格はない。

 

 利益より命なのだ。

 

 今回の感染拡大を受け、当事業所としては入所系施設の必要性を痛く痛感した。ウィルスを正しく恐れ、的確に判断し、スピーディーに行動する。それを実践出来る事業所として、入所系施設の設立を目指そう。

 

 当事業所を愛する皆様には是非にもご協力をお願いしたい。

 

 近く発表する内容はホームページでも閲覧できるよう手配を急ぐ。今暫くお待ち下さいませ。