目の前のプレーに集中することがパフォーマンスを発揮していくために最も大事です。

目の前に集中できている時と集中できていない時。何がどのように異なるのかを整理してみました。


目次
1.この記事はこんな方におすすめ
2.集中力しているときの状態は?
3.集中できていない時の状態は?
4.集中していくためには?
5.まとめ


 1.この記事はこんな方におすすめ


サムネイル

・何を意識すれば良いのかわからない
・試合で緊張し過ぎて練習時のパフォーマンスが発揮できない
・勝ちたい試合で雑念が湧いてしまう

自分は集中してないな…。と考えてしまう方ほど今回の記事をご参考ください。


 2.集中力とは?


​集中力とは文字通り、力を中に集めることです。


私の解釈ですが、「力=意識」だと考えています。例えば拳を握ってみましょうと意識すれば握力が入り力が入りますよね。このように意識したことには筋肉が反応します。また、そこには認識が入りより情報を得られると考えます。


○集中できている状態の一例
(テニスの場合)
・触覚
ラケットの重さを感じられているとき
・視覚
くるボールの回転が観えているとき
・聴覚
打球音、着弾音。また自身の呼吸音が聴こえているとき


の主に3つの感覚を感じ取れているときです。※また、他にも味覚や嗅覚があり合わせて「五感」と呼ばれています。


 3.集中できていない時の状態


​テニスの場合、集中できていない時というのは以下の意識(考え)からきています。

「結果」を考えている時
①精神 スコアからくる結果を考えている時
1setマッチであれば5-2や4-0リードしている時など、相手とのスコアに差がつき始めるとリードしている方は「勝ったな…」そしてリードされている方は「負けるかも…」と考えがちです。この考え方は今ある目の前のボールに対して返球コースやボールの触り方などに比べると試合が終わった後のことを考えている為、集中できていない状態と考えられます。


②技術 ショットの結果を考えている時
サーブを打つ前に「ダブルフォルトをするかも」や「ストロークがバックアウトしてしまうかも」のようにショットの結果を考えている時はミスの不安から身体に力みが入り集中できていない状態として考えられます。


③身体的 身体の結果を考えている時
脚が動かない。肘が痛い。疲れてきた。と考えている時は身体的な不安要素から「これ以上プレーを続けたら身体がキツイ」などのプレー後の結果を考えてがちです。身体に痛みが感じとれない状況に比べて意識することが痛みや疲れとなり集中できていない状態として考えられます。


 4.集中していくためには?

集中しパフォーマンスを発揮していくためには以下の3つがあります。


①精神面 過去や未来を考え過ぎず目の前(現在、今)ボールに意識を向けていくこと


「ボールをみましょう!」というアドバイス。よく耳にすることがあると思います。このアドバイスはミスが続いた時にコーチがプレーヤーに伝えるとほとんどの方がミスが減りラリーを続けることができます。テニスで難しいのが、ボールよりも相手に意識が向きすぎてしまいタイミングを狂わしてしまうことです。ボールに意識を向けるというのはくるボールの弾道やスピード、回転を観ることです。意識をボールに向けて今を意識していきましょう。


②技術面 狙いを定めてみること


サーブやストローク、ボレー。上手くいっているときは狙いが定まっている時です。例えば「入らなかったらどうしよう」と考えている時と「ネット上1mあたりにボールを通してみよう」と考えている時では身体の使い方は全く異なります。入らなかったらという考えはどこにも狙いがないため、腕や脚の使い方も定まらず身体に違和感が生じます。一方で、ネット上1mあたりにボールを通そうという考え方はネット上1m通すための腕の使い方や脚の使い方。また力の加減が定まっていきます。狙いを定めることで技術的何迷いが抑えられ集中することにつながります。


③身体的 呼吸音を聴こうとすること


痛みや疲労感を感じとっている時ほど、自身の呼吸の音は聴こえません。呼吸の音が聴こえない時というのは心の中の言葉がより強くなり焦りや不安が生じます。痛みが強くなってきた場合ほど、深呼吸を行い呼吸に意識を向けてみてください。深呼吸は体幹部にあたる腹部にあたる鳩尾(腹部)や肋間筋(胸部)が伸び姿勢が整います。整った姿勢は腕や脚の痛みを一時的に感じ取り辛くなり目の前のプレーに集中することにつながります。


 5.まとめ



「目の前のプレーに集中すること」について整理してみました。集中力はどこにでも集中は向いておりますが、テニスにおいてはボールに意識が向いていることであたり良くボールを返球することにつながります。逆にあたりが悪ければ返球後のあたりの悪さに意識が向いてしまい次くるボールに対して意識が向けられず対応することが遅れてしまうことがあります。集中についてご興味がある方はこの記事をご参考ください。

それでは♪




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