こんにちは、がんチャレンジャーの花木です。

この度、がん罹患経験者の皆様のご協力により、「サバイバートラック」に関するアンケート(がん罹患経験者対象)を実施しました(調査期間:2024年4月1日(月)~5月19日(日))。

昨今、国(厚生労働省)の後押しもあり、企業・団体において、「治療と仕事の両立」についての制度普及などが進んできていますが、治療しながら仕事を継続できる環境が整いつつある一方、「がん治療からの復帰後や治療と両立している最中に、自分の意思とは無関係に職務内容や勤務時間が変わったり(減ったり)、その結果社内における出世コースから外れていったりする」事象があることが分かってきました。

こうした事象を弊法人では、「サバイバートラック」(育休後に同様の出来事が起きるマミートラックを参考にした造語)と名付け、これまでも啓蒙を行ってきました。

今回は、以下の目的から、アンケート調査を実施いたしました。

・(がん罹患時に)組織において就業していたがん罹患経験者において、サバイバートラック体験がどの程度の割合で存在しているのかを把握する。
・サバイバートラックの実態や体験者ならでは苦労や葛藤などを集約することで、今後、企業・団体側ががん罹患経験者となった従業員にいかに対応していくべきかのヒントを収集し、広く周知する。
 
211名のがん罹患経験者の方々のリアルな想いを凝縮した詳細結果(PDFファイル)は、以下よりご自由にダウンロードいただけますので、ぜひご一読いただけたら幸いです。