ご無沙汰しております。久々の投稿になります。

昨日から、「あの夏を取り戻せ」という2020年に高校3年生だった元高校球児たちによる甲子園代替大会が開催されています。

あの夏の甲子園大会が中止になった衝撃は今でも忘れることができません。

当事者だった球児の子たちのショックたるや、想像を絶するものだったでしょう。 

今回、県の独自大会の優勝チームを中心に、700名ほどの元球児が甲子園の土を踏みしめることができたそうです。

あの夏を取り戻した彼らの未来を応援したい気持ちでいっぱいです。

一方で、まだまだ踏ん切りがつかない元球児も多いと思いますし、野球以外の取り組みでコロナによって夢を奪われた方々も少なくないでしょう。

コロナに限らず、乗り越えられない挫折経験を抱えている方もきっといるはずです。

私は、がん罹患によって体験した挫折や喪失を「キャンサーロスト」と命名して普及活動をしていますが、実は、健常者(特に10代〜20代)の方の挫折や喪失にも共通する部分があると感じ、『キャンサーロスト』(小学館新書)の出版準備の傍ら、『挫折は乗り越えなくていい』(仮題)の執筆を進めてきました。

まだ完全ではありませんが、なんとかお見せできるレベルにまで仕上がりましたので、希望者の方にドラフト版をご提供させていただこうと、急遽元球児たちの晴れ姿を見て思い立ちました。

「あのときの挫折体験が忘れられず、前向きになれない」
「新たな一歩を踏み出したいが、自信が取り戻せない」

といった悩める10代、20代の方にぜひお届けできればと思っています。(もちろん30代以上の方やがん罹患経験者の方も大歓迎です)

希望される方は、以下のお問い合わせフォームより、「『挫折は乗り越えなくていい』ドラフト版希望」と記載の上、お申し込みくださませ。締め切り後、順次PDFファイルにてお送りさせていただきます。(締切︰2023年12月15日)


皆様、いよいよ明日から師走ですね。寒さが、一層厳しくなってくると思いますので、くれぐれもご自愛くださいませ。

▼今年の夏の甲子園のひとコマ。声出しも解禁となり、ほぼコロナ前に戻っていました。