【2018年3月6日執筆】

こんにちは、がんチャレンジャーの花木裕介です。

いよいよ今日から放射線治療(+3週間に1度は抗がん剤も投与)が始まりました。

初回ということもあり、不安から緊張するかなと思いましたが、昨日はよく眠れ、それほどの緊張もなく1回目が終わりました。

※事前に作成してもらった専用のマスクをかぶり、あおむけになってそのまま寝てたら、痛みもなく15分ほどで終わりました!

▼こんな感じの装置で治療しました(あくまでイメージですよ)。


【引用:がん研有明病院ホームページより】


「放射線治療」とは、「手術」「化学療法(抗がん剤治療)」と並ぶ標準治療の一つです(標準治療でない治療法としては、温熱療法や免疫療法などがあります)。

これまでは化学療法(抗がん剤治療)で部位の縮小を図ってきましたが、ここからは完全根治に向けた治療になります。

最初は、手術による切除も検討されたのですが、僕の場合、原発巣が喉に近く、万一声の機能などに問題が出てはまずいということから、放射線でピンポイントで部位を焼いていく方法となりました。

手術と比べて期間が長かったり(治療回数35回!)、副作用として皮膚や口内、喉のただれや痛みなどが想定されたりとしんどいこともありますが、この先の人生の質をキープするため(QOL【クオリティー・オブ・ライフ】と言われるところですね)、根気よく続けていきたいと思います。

▼上向きの矢印(⬆)が放射線治療、下向きの矢印(⇩)が抗がん剤です。今日はまだ1日目…。

【治療説明書より抜粋】

ちなみに、先日受けた手術は、副作用が出てきた際、口から食事を摂るのも難しくなるリスクがあることから、栄養を摂る別ルートを確保するため、胃瘻(いろう)というのを造設する手術でした。

▼栄養剤を、胃瘻を使って胃の中に直接入れる練習の一コマ。なんか見ていて気持ち悪いし、美味しくないし、できればあまり使いたくない……。



一週間くらいすると、副作用が本格化するそうで、この前以上の口内炎が出てくるかもしれませんが、ここまできたらやりきるしかありませんね。

無事を祈っていてください!

(続く)