【2018年1月13日執筆】

こんにちは、花木裕介です。

昨日は誕生日で、せっかく皆様からメッセージをもらってポジティブな気持ちになれたものの、一転、今日は一日体調が優れず、何をするにも億劫でした。(せっかくのケーキも半分しか食べられなかった…)



このように、浮き沈みのある日々は、正直楽しいものではありません。

本ブログでは、できるだけ体調がいいときに、ポジティブなメッセージを発するよう心がけていますが(そもそも体調が悪いと文章を書く気力すら起きなくなります)、もちろん日々気持ちの浮き沈みに加え、悩みや気がかりなことも付きまとってきます。

だいぶそういう感情とも折り合いをつけられるようになってきたということもあり、参考までに僕のこれまで治療中に感じてきた悩みや気がかりを列挙してみたいと思います。


・「治療も仕事のうち」と理解しつつ、やはりいつまでも休んでいたら社会復帰できなくなるんじゃないか…という一抹の不安。

・回復に向け、不測の事態や新たな困難(計画通り治療が進まないなど)がやってきたらどうしよう、という恐れ。

・日々のコンディションが朝起きてみないと分からないため、予定が立てにくいという、見通しの悪さ。

・体調が悪い日は、家族とコミュニケーションするのも億劫になるなど、一貫性のある生活ができないストレス。

・治療費など少なからず余分に出ていくお金や将来に対する不安。

・風邪などの感染症にかかってはいけないため、体調が良くてもあまり人混みに出ていけないというもどかしさ。

・禁酒中につき、気晴らしができないという閉塞感。

・家事育児に十分貢献できていないやるせなさ。

・笑顔や前向きな行動が大切と分かっていながら、それすらもやる気が起きないという悔しさ。


などなど、まあ挙げれば切りがありません(苦笑)。

「治ったらすべて取り戻せるのだから、今だけの辛坊」と頭では分かってはいるものの、特に今日のように体調が悪い日は気持ちがこうしたネガティブな方向に行きがちです。

でも、これも、過去大病をしたことのない自分にとっては良い経験であり、こうした感情と上手に付き合う必要があるんだなー、と日々勉強の毎日です。

それでも一つだけ強く伝えたいのが、「家族や周囲への『感謝の気持ち』だけはいつも忘れていない」ということ。

その気持ちがうまく伝えられないのがもどかしいところですが、昨日も皆様からたくさんのコメントをいただき、本当に嬉しい気持ちになりました。

皆様の周囲の方で、もし同じように長期治療などをされている方などがいらっしゃいましたら、「患者目線では、こんな気持ちを持っているんだなー」なんて、参考にしていただけたら幸いです。

それでは、今日はここまでにします。

明日こそはコンディションが良くなることを祈って……。

皆様も、引き続き良い週末を〜。

(続く)