【2017年12月19日執筆】

こんにちは。花木裕介です。

昨日、抗がん剤治療の初日が無事終わりました!

今のところ、大きな副作用はなく、概ね順調ではないかと思っています。

病状が比較的初期だからか、ここまでは咽頭がんとはいえ、のどの痛みはそれほどなく、飲み込むときに多少違和感があったり、異物感があったりした程度でした。

宣告後は、メンタル的に食事が喉を通らなかったり、寝られない日もあったし、以前より疲れやすくはなっているものの、それも日によってということで、そこまで日常的ではありませんでしたし。

むしろ、昨日から始まった治療による副作用の方が心配でした。

口内炎、吐き気、脱毛、虫歯、皮膚炎などさまざまな症状が想定されるとのこと。

それでも、治療が無事スタートしてくれたいま、すでにリンパ節転移している自分としては、これ以上の転移をまずは食い止めるための「治療開始」という事実こそが、何より有り難い精神安定剤といえそうです。


昨日は結局合計9時間の長い病院ライフでした。

朝一番に通院し、採血と採尿を行い(抗がん剤投与の前には必ず必要らしい)、その後主治医の診察を経て、抗がん剤の点滴が始まりました。


その後、薬をさまざま変えながらの4時間超の点滴。

半個室空間にあてがわれたベッドでスマホをいじったり、うたた寝したり、軽食を取ったりしながら、時の経過をまちました。(眠気の影響から、持っていった本は全く読めませんでした……)




眠気や頭がぼーっとする以外は今のところ主な症状は出ていないものの、これから出てくる副作用はやはり気になります。

妻には丸一日付き添ってもらい、買い物やら、さまざまな手伝ってもらって有り難い限り。
最後に、支払いの際、予想以上の抗がん剤の金額にびっくり(これ、自己負担3割分、かつ、1日だけの料金ですよ!)


高額療養費制度という仕組みを使うことで、健保組合からさらなる補填をしてもらえる予定(恐らくは月に10万円以内で済む予定)ながら、4ヶ月の治療で、健保組合には、随分とお世話になってしまうなーと少し反省……。

やはりできる限り各自が「予防」をして、息子たちの世代のためにも医療財源の余力を確保したいものですね(今の僕が言うのも説得力がありませんが苦笑)。

僕も再発などでまたご迷惑をおかけしないよう、今回治療はもちろん、自身の節制や体のメンテナンスもきっちりとやり切り、再発しにくい体にして、戻ってきたいと思います。

では、初日のご報告でした。

(続く)