ヨシノばあちゃんの中細うどん
こんにちは!神戸市西区にある花川製麺所三代目のヒロシです。
実は最近気がついたことがあります。
今年はちゃんとブログを書こうと思い、なんとかかんとか
やってるうち、結構記事も増えてきたんですが・・・
商品の紹介あんまりしてない
あちゃー(><)
ということで、今日は商品のご紹介をば。
まずは、花川製麺所で作っている「うどん」について。
(メイン商品の説明もちゃんとしてなかった・・・)
まず、花川製麺所のうどんは基本的に、
「ゆでうどん」
です。
讃岐とは違い、ここ神戸を含む関西では、うどんといえば
昔から手打ちうどんではなく、ロールと呼ばれる機械で作った
ゆでうどんが一般的でした。
これを「切り歯」と呼ばれる機械を通してできたのが
こちらの生うどんです。
初代ヨシノの時代から変わらずに作られていて、
うちでは「中細(ちゅうぼそ)」と呼ばれています。
関西では昔から食べられているタイプのうどんで、
少し細めで角がなく、丸い形をしているので、
だしの絡みがよく、滑らかでふんわりとした口当たりと、
つるりとしたのど越しが持ち味なんですね。
手打ちうどんに比べて水分を少なくすることが出来るので、
温かいおだしに入れてもゆで伸びしにくい性質があります。
おそらくこの辺りが、うどんと同等というかそれ以上に
おだしを大事にしてきた関西の文化に合ったのだと思います。
ゆでたての手打ちうどんだと、表面がつるつるしているので
だしがのりにくく、うどんが主張し過る感じになってしまいます。
花川製麺所の中細うどんは、初代ヨシノばあちゃんが
昔そうめん作りをしていた経験を活かし、
ふんわりした中にもしっかりした食感を作り上げているのが特徴。
ある程度以上の年齢の関西出身の方なら、食べたらきっと
懐かしい気持ちになるんじゃyないでしょうか。
とはいえ最近では関西でもこの手のうどんはめっきり少なくなってしまったようです。
特にスーパーで売っているうどんは讃岐うどんブームにあやかろうと、
「手打ち風」と銘打って、固いだけのうどんを販売しているケースが多いですね。
僕自身は、昆布のうまみを利かせて薄味にした関西風のうどんだしには、
やはり関西風のゆでうどんが合うのではないかと思っています。
讃岐風の手打ちうどんは、やはり讃岐で食べられているように、
濃いつけだしで釜揚げにするか、ざるやぶっかけで食べるのが
一番手打ちうどんの魅力を引き出すんじゃないかな?
でも本当は、食べた人が「美味しい!」と思ううどんが、
「美味しいうどん」だと思うんですけどね
そんなわけで今日は、今も神戸で三代目ヒロシが作っている
「ヨシノばあちゃんの中細(ちゅうぼそ)うどん」の紹介でした。
うどんです
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ふんわり、つるりとした食感が自慢の「ヨシノばあちゃんの中細うどん」。
国産和牛の牛すじを使った「牛すじうどん」のほか、きつねうどん、かすうどん等、
懐かしい関西の味はコチラから!
↓ ↓ ↓
※遠くからわざわざ車で買いに来られる方も多い、
花川製麺所の名物うどんです。