今日は、度々“ハチクマ”を目撃しているフィールドへ行って来ました。
もう直ぐ渡りが始まるので、タイムリミットが迫っています…
車を降りて、上空を見上げていたのですが、
山側の方から、猛禽の鳴く声が響いていて、
その場所からでは小さ過ぎて、分からなくて、
車で山道を登って、少しでも近くから見えるポイントまで行ってみました。
鳴きながら飛んでいたのは、“ハチクマ”の幼鳥でした。
(翼に欠けがなく綺麗に揃っているので、幼鳥と判断しました。)
この直ぐ下の稜線に、もう1羽“ハチクマ”が止まっていて、
こちらが、成鳥のようです?
その成鳥も飛んで、
2羽で旋回していました。
その後、そこから成鳥だけが離れて、こちらに迫って来ました。
私の頭上を通過して、
狩りに出て行きました。
幼鳥は巣立ちしたばかりで、遠くへは行かず、
テリトリー内に残って、親の帰りを待ちます。
私も、次に飛ぶのを待っていたのですが、
親が帰ってこないと、幼鳥も引っ込んだままで…
この待ち時間の間に、別個体の“ハチクマ”が上空を通過して行きました。
(2羽共、さっきの幼鳥との親子関係はなさそうです!?)
結局、ここは諦めて、私は山道を下りて行きました。
そして、開けた場所に出たところで、
低空を、こちらに“ハチクマ”が迫って来るのが見えて、
慌てて、車に乗ったままウィンドウからレンズを出しました。
(山で飛んだのとは、また別の個体です。)
真っ直ぐ飛んで、車を直ぐ上を横切って行きました。
(車を降りて見上げてみたのですが、飛び去った後でした…)
諦めずに、周辺を回っていると、
同じ個体が、遠くを飛ぶのが見えました。
これで、今日だけで“ハチクマ”を5個体確認することが出来ました。
遠いのもありましたが、幼鳥が飛んだのは大きな成果です!!
せっかく調子が出て来たのに、もう直ぐ渡ってしまうのは、しょうがないことで残念です…
(その代わり、これからは、渡りのポイントに“ハチクマ”を撮りに行きます。)