今日は、6月10日以来久し振りに、岬の“ミサゴ”の様子を見に行って来ました。
(3羽のヒナたちは、元気に育っていました。)
撮影ポイントに着いた時に、すでに上空に“ミサゴ”が飛んでいるのが見えて、
まだリュックを背負っていた私は、慌ててカメラを出しました…
足に獲物(魚)を掴んでいて、
ちょうど、オスが狩りから戻って来たところでした。
メスとヒナ(×3)の待つ、巣へ運んで、
直ぐに出て行ったのですが、
魚は、メスがしっかり足で押さえています。
オスは、グルっと崖の周りを旋回して、
巣の脇の岩の上に止まりました。
巣では、ヒナへの給餌が始まっていました。
1羽だけが、メスから口移しで貰っていて、
他の2羽は、何故か無関心のようでした!?
給餌が終わっても、オスは岩から動かなかったのが、
30分して、次の狩りに出て行きました。
オスの帰りを待つ、メスとヒナたちの様子で、
前回の時(10日)は、まだ小さくて、メスの足元を離れなかったのに、
今は成長して、それぞれが巣の中で動き回るようになっています。
1時間で、狩りに出て行ったオスが戻って来ました。
2匹目は、お頭が付いたままの大きな魚です!!(笑)
(何時もなら、オスが頭の方をすでに食べています…)
早速、オスの足元から、メスが嘴で受け取って、
今度は、3羽が並んで、餌を貰っていました。
食べ足りない1羽だけが、最後までメスから離れませんでした…
給餌後の自由時間で、
何度も羽ばたきの練習をしていました。
ヒナが孵って、すでに1ヶ月が経っているのに、
“ミサゴ”の場合は、他の猛禽に比べて成長が遅いです。
巣立ちまで、あと2週間くらい掛かると思われます!?
それまで、一番働かなければならないのはオスで、
私が撮影を始めてから、3回目の狩りに出て行きました。
(メスは、こんなにヒナが大きくなっているのに、一度も巣を離れませんでした…)