営巣中の“オオタカ”の記事が、8日から10日以上途切れておりましたが、
定期的な観察は、ちゃんと継続しております。
5日前(15日)の巣の様子です。
メスが抱卵中で、目だけが巣の上に覗いています。
オスが抱卵交替に来ない限りは、メスはこの状態で巣を離れることはありません。
私もオスの帰りを待っていたのですが、動きがなく、
この日は、抱卵を確認しただけで、この場を離れることにしました…
そして、今朝も、
巣材の隙間から、メスの顔が覗いていました。
辛抱強くオスの帰りを待っているように見えましたが、
オスは狩りに出て行ったまま、行方知れずです…
“ハヤブサ”だと、大体1時間くらいあれば、オスが獲物を持ち帰って来るのに、
“オオタカ”はそれより長く、2~3時間は掛かります。
“ハヤブサ”のオスと違って、“オオタカ”のオスは、待機している時も身を隠しているので、
私が気付かなくても、何処か近くに潜んでいるのかもしれません!?
今日も、巣のメスだけを撮って来ました。
これとは別に、帰り道の途中で、
私の車を、上空で横切るように飛んだのが、
“オオタカ”でした!!
今の時期、広い空間に出て来るのは、オスだと思われます!?
(最初の営巣中の“オオタカ”とは、無関係です。)
巣を守っているメスのために、狩りをして、獲物を持ち帰らなければなりませんが、
オスだけが自由に空を飛べて、羨ましく見えます…
そのまま、私の頭上で旋回して、
さらに、高度を上げて、
遠くへ飛んで行きました…
メスは巣からずっと動けず、我慢が続いて、
オスだけ自由そうに見えますが、狩りをするという使命を担っています。
ちゃんと、オスとメス、それぞれの役割が決まっていて、
子育ての期間中はそれを貫いて、固い絆で繋がっています!!