極寒の越冬地で求愛期を迎えた、“オオカラモズ”のオス ひとりカラオケで特訓中!? | 日記帳 勝手にヒロシ

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5日に撮影した“オオモズ”をもう一度撮りたくて、2日後の一昨日も行ってみたのですが、

その時の撮影で、それが“オオモズ”ではなくて、“オオカラモズ”であったことが判明しました!!

 

(どうして分かったのかは、この記事の中で説明します。)

 

最初、2日前に居た辺りには見当たらなくて、

雪原を進んでいると、相手の方から見えるところに飛んで来ました。

 

それを、正面に回り込んで、

 

 

(この時点では、まだ“オオモズ”と思っていました…)

 

ここから飛んでも、また同じような低木に止まりました。

 

 

この個体だけの性格なのかもしれませんが、警戒心が薄くて、随分とサービスが良いです!?

 

 

次は、ゴチャゴチャした中に入って…

 

 

そこからの飛び出しで、

 

 

この写真で、翼帯の白斑が付け根まで繋がっているのが確認出来ます。

これは、“オオカラモズ”であることの証しです。

 

(“オオモズ”の場合は、初列風切羽だけで半分で途切れています。)

 

 

前回(5日)は飛翔シーンが撮れなかったので、これでハッキリしました!!

 

飛んで行った先に、追って行って、

 

 

ここでも、リラックスした様子で、どっしり構えています。

 

 

私は、ファインダーでずっと“オオカラモズ”を覗いていたのですが、

近くから、何かの小鳥の鳴き声が聞こえて来て、

 

でも、辺りには他の小鳥の気配がありません…

 

「あれぇ、おかしいな・・・」と思っていたら、

小鳥の鳴き声を発していたのは、目の前の“オオカラモズ”でした!!

 

 

それも、パターンを変えて何種類もの小鳥の鳴き声を真似しています!?

 

“モズ”を漢字で“百舌鳥”とも書きます。

「色んな物まねをする、百の舌を持つ鳥」と言う意味です。

 

私はこれまで、“モズ”のけたたましい鳴き声しか聞いたことがなかったので、

“モズ”の仲間が、こんな綺麗で上品な鳴き方をするとはしりませんでした。

 

 

ただし、それは求愛期のオスだけの特徴で、

 

このオスは相手も居ないのに、春が近付いて、まだ越冬中に求愛の練習をしているようでした!?

(ひとりカラオケ状態です。)

 

結局、5分以上、私が練習の相手をさせられました…(笑)

 

 

“オオカラモズ”との貴重な出逢いで、さらに歌声まで披露してくれて、とてもラッキーでした!!