最終日は富山駅からアルペンルートを通って、信濃大町に抜けて帰宅する計画。

まずは富山地鉄で立山駅に向かう。朝の5時前から電鉄富山駅は長蛇の列で絶望感を覚えるが、アルペンルートの切符を買う人の列ということが分かり、WEB切符を購入していた私は並ばずに済んだ。セーフ。


乗車した特急の車両は、西武新宿線沿線に住んでいた私には懐かしい小江戸号の車両。ワンマン運転用に料金箱や料金表が設置されているところが、ほほえましい。

ケーブルカー、バスを乗り継いで、室堂に到着。目的の一つの「雪の大谷ウォーク」を楽しむ。約10年前に来たときよりも雪の高さが低かった気もするけど、ここでしか見られない景色であり、自然の凄さを実感。


みくりが池まで散策する途中、冬毛のライチョウを間近に見る。人を全く恐れずにノンビリしてる姿は、とてもかわいい。


室堂から、トロリーバス、ロープウェイ、ケーブルカーを乗り継ぎ、最近再放送されたプロジェクトXの題材となっていた黒部ダムに到着。この時期は放流がないのは残念だが、先人の苦労を感じられる展示もあり、涙もろくなり始めた年代にはグッと来る。


残雪がある山の雄大な景色の余韻が、特急あずさでのビールのツマミになりました。