
Hi, there! This time I'll tell you a story about my American fiancé R.
異文化ブロガーのノエルです。
今回は、私のアメリカ人婚約者・R氏についてと、彼の話を聞いて私が、
"当り前って当然じゃないんだ"
と考えさせられた事について、シェアさせて頂きたいと思います。
私とR氏は、3ヶ月の交際の末、今年の7月末に婚約をしました。
交際期間中、お互いについて、よく話し合っていました。その際、彼の生い立ち?を聞いた時、私はとても衝撃を受けたのでした…………。
R氏が幼少の頃、両親が離婚をして、家族がバラバラになった事があること。
シングルマザーで家計を支える為にママは働き詰めで、彼が小さな弟・妹の面倒を看ていた事。
ママが再婚で、アルコール依存症・薬物中毒の義父との間にトラブルが尽きなかった事。
その際、ママやR氏はじめ子ども達が義夫から家庭内暴力・モラルハラスメントを受けていた事。
ママの再度の離婚。
ギャングに絡まれて鼻や顎を骨折させられた事。
常に背後を気にして生活しなければならない危険な環境。
家庭も外部も不安定な生活環境の中、自暴自棄になり、一度学校を退学した経験がある事。
高校卒業後、家庭に負担をかけずに大学進学をする為に、軍に入隊し、5年間の兵役を経験した事。
(※アメリカでは兵役経験者に優遇制度があり、大学の学費が免除されたり、兵役が原因で心身に支障をきたした場合、医療サポート・補償金制度が受けられるなどがあるそうです)
5年の間に、戦争に参戦させられ、多くの人が目の前で亡くなった事。
爆弾による奇襲、銃撃戦が毎日のようにあったこと。
いつ命を落とすか分からない状況の中、仲間と1日を最後まで過ごせる事を喜び合ったこと。
兵役を終えて無事に帰国し、家族と再開できた事。
当たり前のように家族が側にいること。
普通に食事をして、シャワーを浴びて、自分のベッドに眠れる事。
小さな物音にすぐ目を覚まし、臨戦態勢に入ってしまうこと。
爆弾と銃声が響く悪夢にうなされた事。
戦争のトラウマが今も続いている事。
教会に立ち戻り、クリスチャンとして神様と共に歩む選択をした事。
私には、あまりに衝撃的過ぎて、言葉が出て来ませんでした。
私は、当たり前の様に父と母がいて、祖父母達とも多くの時間を共有して生活してきました。
親から暴力を受けた事もありません。
家族がバラバラになったことなどありません。
不良に怪我をさせられるなんて事、一度もありません。
大学もストレートに行かせてもらえました。
戦争なんて、祖父母からの経験話や、テレビ番組を見て、"ひどい、可哀想"と思う程度。
目の前で人が爆弾で吹き飛ばされるなんて、この現代日本で見る事はありません。映画やドラマの世界です。
「ノエルの家族は温かいね。お祖母ちゃんとも、こんなに沢山時間を過ごせたんだね。お祖母ちゃんの死に対して泣ける程、そこには強い繋がりがある……君が羨ましいな」
「普通にこうして話して、美味しいご飯を食べて、仕事が出来て、自分の家のベッドで寝て1日を終えられるのって、本当に1番幸せだよね」
こんな事をR氏に言われ、私の当り前、常識は当然では無かった事を、思い知らされました。
こんな経験をしてきたR氏だからこそ、人の気持ちが分かり、こんなに優しく、心折れそうな場面に直面した時、痛みにも耐え抜く力があるんだと思います。
彼がギャングに暴行されたり、背後を突然銃撃されたり、戦争に参加した時命を落としていたら…………
あまりの苦しさに耐えられず、命を断つ選択をしていたら…………
今目の前にいて、笑って取りとめもない話をしているR氏は居なかったんだと考えたら、涙が止まりませんでした。
彼の言う、普通の日常が、どんなにかけがえのないもので、幸せな事なのか。
当たり前のように私の隣に居てくれる彼が、どんなに大きな存在なのか。
彼の話を聞いて、思い知らされました。
この今ある私達の日常を、守れる強さと、日々感謝を忘れない気持ちを持ちたいです。
当り前は当然じゃない
この事を胸に刻み、より広い視野を持って、毎日を丁寧に過ごしたいと思いました。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました![]()
