初夢(マーマーバンド日記より) | 大したことも起きない日常 ver2

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門前仲町の音楽家・塙一郎のまあまあ満足な日々の記録

2004年の初夢。


俺は、なにやらイマドキふうの男性歌手のバックバンドの一員なのである。
そして、そのバンドのリーダーらしき位置にいるのである。

 

明日がその歌手のデビューライブ、という日に、リハーサルスタジオに行くのだが、俺は大幅に遅刻してしまうのである。
しかし、ベースシストが更に遅刻していて、まだ来ていないのである。
一同は
「まあ、今いろいろと話題になっちゃってて売れっ子だから、しょうがないよねー彼は」
とか言い合っている。
ベーシストは何故か『渡辺 謙』なのである。
俺は内心
「やっぱ、人気俳優とかをメンバーに雇うといろいろ話題性もあっていいよな。マーマーバンドもそういうふうにしないから売れないんだよなー」
とか思ったりしている。

 

さて、かなり遅刻して『渡辺 謙』が登場。
もう1時間しか練習時間がない、などとあわただしくリハーサルが始まる。
1曲演奏が終わった時、イマドキ歌手が
リードギター(泉見洋平やsinnを一緒にやっている鈴木ヒロユキだったりする)に向かって一言。
「なーーんか、もうちょっといい音出ないんすかねー?」
ヒロユキ、素直にアンプの調整とかやっている。
そして歌手は俺にも一言。
「ちゃんと弾いて下さいよ!」


ひーーーー。
すいません。
「あ、いや、ギターのストラップが外れちゃったりして、いろいろと、あのその・・・」
しかし実際、俺は全然曲を把握していないのでシドロモドロだったのである。
それに対し、忙しいスケジュールの中で駆けつけ、すんごい濃い顔をしながら弾く『渡辺 謙』のベースは異様に上手く、周囲から尊敬の眼差しを集めているのである。

 

というような状況にも関わらず、どういうわけか「絶対に俺はバンドリーダーをやらないといけない」事にされているのである。

 


こんな感じで2004年は幕を開けた・・・。

誰か、夢占いして。