ハナハウスには基本的に英語の絵本を中心にそろえているのですが、


パパのために、日本語の絵本もいくつかあります。



先日、花が日本語の絵本を「よんで」と持ってきたのですが、


それを私が英語で読もうとしたら 


「英語やだ!」 と言って、日本語で読むようにせがんできました。



その本の中にでてくることばで、花が英語で言えるものはたくさんありましたが、

彼女はけっして英語で言おうとしませんでした。


どうやら、日本語で書かれた本は、ちゃんと日本語で読んでもらいたかったようです。



すると今日は突然、「ママ英語でしゃべって」と言ってきました。


そんなことを言うのは初めてのことだったので、おどろきました。



どうやら花は、今まで自分を取り囲んできた複数の言語たちに「名前」があることを理解し、


そして、それを使い分ける「楽しさ」を知り始めたようです。




花は今までも、状況によって日本語と英語を使い分けていましたが、


それは、「必要に応じて」の使い分けでした。



ところが今回花が見せた行動は、必要に応じた言語の使い分けではなく、


「使い分けることを楽しむ」というものでした。




花は「みず」とも「water」ともちゃんと発音できるのに、


それでもサインで「水をください」と言う時があります。


いったいこどもは、どういう判断(嗜好?)で言葉を使い分けるのでしょうね。


それを観察するのは、これからの楽しみです。