おそらく、こどもたちの味覚は、私たち大人よりもずっと敏感なもののようです。
美味しいものをパクパクと食べるこどもを見ると、
私たち大人は「こどもなのにグルメだね~」などと冗談を言います。
ですが、それは冗談なのではなく、
「こどもだからこそ、本当の味が分かる」というのは真実のようです。
娘の花は、白い精米されたパンは食べませんが、胚芽の残された固いパンは大好きです。
お米も、白いお米より、胚芽米や玄米が大好きです。
あるいは、大根を「甘い」と言ったり
大豆の皮を「からい」と言ったり (*たしかに、よーく味わうと皮にはうっすらとした辛い後味がありました)
無農薬のニンジンを「甘い」と言い、
安売りしていたニンジンを食べなかったりします。
そういうことを言うと、「花ちゃんはグルメだね~」とまた冗談でからかわれそうなのですが、
たぶんこれは普遍的なこどもの味覚なのだと思います。
ちなみに花は、私の、超手抜きのご飯にそろそろ嫌気がさしてきたようで
家ではご飯をあまり食べませんが、外に行くと、信じられない量を食べます・・。