こちらのブログでも紹介しましたが、先週の週末は「日本赤ちゃん学会」の第10回の学会でした。


皆さん行かれた方はいらっしいましたか?



会場の東大は広くて遊ぶところがたくさんあるので、


きっと花はパパと仲良く過ごしてくれるだとうと思っていたのですが・・



「安田講堂の前で、ママ、ママって動かないんだよ」というパパからの伝言を聞き、


土日まで寂しい思いをさせるのが申し訳なくなり、


後半は逆にパパに出席してもらいiphoneに録音してもらいました(笑)。



さて、シンポジウムの中でとても心に残った話しがあったので、1つ皆さんと共有させてください。


それは東大名誉教授の清水博先生の「免疫」についてのお話でした。


(以下、私のことばで簡単に書きなおしています。)



『人間の体は、身体的免疫機能によって、外部の攻撃から身をまもることができる。


つまり免疫機能があるから、外部の変化の中でも生き延びることができる。



それと同じことが、実は子どもたちの精神にも言えるのである。


<外部(社会)の変化に対して、自らを変化させていく能力>


つまり<精神的免疫機能>こそ、生きていく上で最も大切な能力の1つである。


それがなければ、変化に対応できず、社会に適応していくことができない。



現代の母親は、外部から赤ちゃんを守りすぎる。


守りすぎては、子供の免疫機能は育たない。


今母親に求められているのは、こどもたちの免疫をつくる本物の環境になることなのだ。




まさしく、その通りだな、と思いました。


ライオンの母親じゃないけれど、崖から突き落とすくらいの強さ(愛に基づいた!)が


母親には必要なのですね。


母は強くなければ!