2歳になる花は、今もなお Signing TimeのDVDが大好き。
それに加えて、最近はSesami StreetのDVDにもハマってしまい、
朝目が覚めていきなり 「ABC見る!」 とせがんでくる有様です・・。
花を見ていると、DVDからいろいろな事を学んでいます。
英語しかり、サインしかり、親の知らないところで勝手に吸収しています。
花のサインの語彙はおそらく夕に150を超え、英語も私が話しかけるとシランフリをしますが、
それでも、ときどき私の英語を日本語に訳してみせたりして、私を驚かせます。
彼女を見ると、古い教育学者の唱える「DVDは言葉の発達に悪い」というような
単純な説を鵜呑みにはできないな、と思うのですが、
それにしても、やはり気になるのは彼女の「視力」と、どれだけ許容してよいのかという「程度」です。
視力についてはまた後日調べてみようと思いますが、言葉の発達に対する影響ついて
お茶の水大学大学院の菅原ますみ先生のレポートをご紹介します。
とてもポイントを得ていると思いました。
(下記一部抜粋)
「乳幼児の生活時間の配分を考え、発達に必要な活動を
バランスよくしていくことが大事だということがわかってきました。
メディアだけの効果よりも、テレビやビデオを長時間見ることで、
言葉の発達にとって必要な他の行動、例えば絵本を読んでもらうことや外遊びなどの時間が
制限されてしまうという生活バランスに問題がある可能性が出てきたのです。
メディアに長時間接していても、絵本読みや外遊びをたくさんしているお子さんには
特に影響はないということもわかりました。
また、0歳から1歳までの親のかかわり方と、メディアからの語彙習得の効果については、
「見ているテレビの内容について、親子で一緒に話をする」ことに効果があることがわかり、
さらに「子どもとよく話している」という養育行動も語彙の習得にプラスの効果を持つことがわかりました。
これまでの研究から、幼児の語彙習得には、次の3点が複雑に絡み合っていると考えられます:
(1)子どもの言葉の発達に重要な対人的コミュニケーション
(2)絵本や文字盤などの活字メディア
(3)実際に触ってみるなどの実体験
絵本にしろ、テレビ・ビデオや外遊びでも、そこでおこなわれる
親子の言語的コミュニケーションが言葉の発達をうながす鍵をにぎっているのかもしれません。」
全文はコチラ↓
http://www.benesse.co.jp/jisedaiken/media/medianews/page01.shtml