先週の火曜から土曜日まで、私はハナハウスを留守にして、

米国発信の、ある幼児向け音楽教育プログラムの講師養成研修に参加してきました。

<わたし×こども>の幸せバランス


私は講師になる予定はまったくないのですが、個人的にそのプログラムの教育哲学が好きで、
創始者の方が直接レクチャーされるということで、勉強のため参加することにしました。

<わたし×こども>の幸せバランス


場所は藤沢で、ワークショップは毎日9:30~17:30まで。

朝は6:30に家を出て花を実家に預け、夕方は20:30過ぎに帰宅。それから、翌日に向け課題に取り組みます。


私は初日からヨレヨレで、普通の会社勤務のママたちはこういう生活をしているのか、と大変さがつくづく身にしみました。


さて、私がこのワークショップで強く共感したことを、ここで1つだけ、ご紹介します。


それは、


『幼児にとって最も望ましい学習環境とは、
大人から強制的に Teach されるのものではなく、
幼児自らが、その発達段階に応じて、自ら Learn(習得)するものである。
そして、その環境を用意できるのは、他の誰でもないその子の親であり、その子の家庭である。』


ということです。


お受験教育を最たるものとして、日本にある幼児教育プログラムは、
大人が既に用意した「答え」を、或る意味無理やり幼児に教え込むものが多いと、個人的に感じています。


しかし私は親として、音楽であろうと、英語であろうと、美術であろうと、
娘には、自ら考え、答えを探し出すことを楽しむ力を伸ばしてもたいたい、と思っています。
なぜなら、それこそが人生を通して、大きな力をなっていくと信じるからです。


幼児は、自ら置かれた環境の中で、その子の発達段階に応じて、ふさわしい成長を遂げていきます。
それは、自ら考え、自ら動き、自ら習得する環境の中においてのみ、実現されるものだと思います。
強制されて身につけさせることもできますが、それは決して自然な望ましい姿ではないと思います。


なぜなら、「習得」をベースにした学習は、幼児にとって最も刺激的で、最も喜びにあふれた行為だと思うからです。

強制される学習は、子供にとってはもはや喜びではありません。

習得する喜びを失うことほど、子供にとって悲しいことはありません。


おそらく私たち親は、子どもの発達について、もっと生物学的に正しい理解をしなければならないのだと思います。
どういう学びこそ、子供にとってふさわしいものなのか。
それをいつも考えながら、子供と共に成長していくことが何より求められているのだと思います。



こうした観点から、ハナハウスでは、英語も音楽も、

子どもだけでなく、ママにも一緒に学んでもらいたいと思ってきました。

例えば、ママが毎日歌を歌って炊事をしていたら、子供は自然と歌が好きな子どもになるでしょうし、
例えば、ママがお友達と英語を使って話をしていたら、子供も自然と、ママのお友達と話したいと思うようになるでしょう。


<子供たちの自然な習得を促し、それに対するママの理解も深まり、そして共に育児を楽しむ>

ハナハウスで、実現したい思いが、今少しづつ言葉になり始めてています。

新米ママとして、皆さんと一緒に学び、成長していきたいと願っています。

PS

ちなみに、無事このプログラムの講師としての資格も受領することができました。

↓実技トライアウトのほっとした私と、指導してくださった先生のお一人と。


<わたし×こども>の幸せバランス