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中学受験目前に、かけていた言葉。

 

「充分やってきたから大丈夫だよ。ぴったりの学校にご縁があって呼ばれるから。」。

12歳の子、普通に振舞っているように見えて、実は不安に押しつぶされそうになっているかも知れません。そんな時に安心する言葉をかけてあげました。

 

残念ながら第一志望の学校に入らなかったとしても、

それは不思議と子供にピッタリの学校なのです。

これ、かなり合っていると思ってます。

 

入試問題って、こういう子に来て欲しいっていう学校側のメッセージが詰まっています。

問題傾向が思考力記述系、基礎だけきっちり高速処理要求系、基礎も応用も高速処理要求系、重箱の隅も暗記必要系、理数系が難しめ系、などと(きっちり分析はした事ないので、ざっくりです)。

入学後の学校の授業の傾向と定期テストがばっちりその系統を引き継いでいると思っています。

「まさかの合格」をした場合、その時は嬉しいのですが、入学後が努力してもしても成果が見えず、学校生活をあまり楽しめない子もいました。

(あくまでも私だけが見た光景です。すべての子がそうとは限りません。)

 

偏差値表を眺めて偏差値5、高いとか低いとか、卒業生が早慶何名行ったか、マーチ率何割とか考える事にあまり意味がないのです。

一番は、そこに通って楽しそうに笑っている我が子がイメージ出来るか!

 

我が子が合格した学校がベストな学校。

だから、第二、第三志望の学校に入学するとしても、

親は「ここも良い学校だよ。よかったよ。」と自信を持って言ってあげる。

 

そしてね、

第二、第三希望の学校に入った子は、

その学校では「できる子」!

今まで塾のクラス序列や全国模試では否応なく劣等感を味わってこさせられたのに、この学校では優等生。

自尊感情が満たされて、部活も楽しめ、別の好きな活動をする余裕もあって、

生徒会やったり、部長やったり、人を引っ張っる立場になったりして。

自ずと勉強もコツコツやって自走して行きます。

 

それから、中学受験の悔しい経験から、大学受験に向けてもコツコツやっていて、

ほぼほぼ皆さん志望校に現役合格をしていました。

学校評定ももちろん良いので、大学推薦をするにしても楽々ですし。

(今は大学受験は6割が推薦入学ですよ😊。)

 

一方、中学受験で第一希望に受かっていた子は、

危機感を味わう事無く6年間を過ごしたのか・・・涙の第二志望や浪人でした💦。

(でも、不本意の大学へ入学、浪人した子の良い所もまたあったのですが、

それは、また別の機会に。)

 

12歳で経験した事が、長い目で見ると、いい経験、悪い経験なんてひっくり返ってしまう事だってあるのですね。

 

どの道になったとしても、その子に取っては必然の良い結果なのです。

だから、親は見守るだけ❤️。