2024/4/22 追記、編集
案外明確に知らない方も多いかな、と
思いますので、
これから矯正を考えてる人、
#歯科口腔外科 #歯並び #上顎前突 #下顎後退 #外科矯正 #ルフォー #SSRI #顎変形症 #オトガイ形成 #歯科矯正 #歯列矯正 #無呼吸症候群 #口腔外科 #ガミースマイル
私もしかして保険でできるんじゃね
と思ってる方も、
読んで少しスッキリしてください
#歯科矯正 #保険適用 #マウスピース #ブラケット #大人 #費用 #高額医療費 #確定申告 #アンカー #インビザライン #内側矯正
外科矯正(保険適用)と、
フツーの歯列矯正の違い
を記します
フツーの歯列矯正は、
目的が、『審美』。
ようは、見栄えです。
歯並び悪いな、とご自身が感じ、
見苦しいから直したいと、
あくまで見栄えの悪さを修正する
のが目的( ´ ▽ ` )b
『いや、噛み合わせが悪い!!』と感じても、
それはそれで一般歯科へ行けば治る程度の状態のときです。
その、
噛み合わせが悪い、とか、
一般歯科で治療出来る、
という判断を下すのは、
でも書きましたが、②番の口腔外科医です。
そして、このブログでも書いているように、
外科矯正と言うものは、まず、
目的が歯並びを治すことではなく、
『顎変形症』という、
顎の変形を治す事
です。
顎変形症は先天性の骨格異常となり、
病気となるため各健康保険が適用になります。
そして、顎変形症を治すには、外科手術を伴います。
オペ方法は、
簡単に、超スーパーざっくり説明しますと、
▷▶割と閲覧注意かも💦
顎の(頭蓋骨と繋がってる部分)をわざと骨折させて切り離し、
前後にずらして正しい位置に調節して骨がくっつくのを待つ、
というやり方です。 超原始的っ(ㅇㅁㅇ川
となると、理屈として、
今までの噛み合わせが合わなくなるため、
術前と術後、
必要に応じて歯列矯正を行います。
ココが保険適用
世の中に広がってる誤解として、
『歯の矯正に保険がきく!?』
のでは無く、
病気である骨格異常(顎変形症)の治療の一環として、
歯列矯正が必要なだけなのです。
そしてそれには、
命をかけた大きな手術が伴います。
ちなみに、現在保険適用となる疾患や、認定施設は、
記事最下部に記しておきますね
『矯正、保険で出来て良いなぁ』
と思うかも知れませんが、
術後の麻痺、2ヶ月3ヶ月まともな食事が取れないこと、
術直後の麻酔切れた後の地獄の苦しみ、
(個人差があります。私は副鼻腔炎で首上の麻酔は本当に苦しんだので)
などを考えたら、
ノーマルに矯正出来る人がかなり羨ましいですっ
まとめます。
◾︎歯列矯正に健康保険は使えません。
◾︎噛み合わせと言うより、顎がおかしいな、と、感じたら、
口腔外科か、顎口腔機能診断料算定の指定機関を標榜する矯正歯科医へgo
ただし、本当に、命をかけるほどの外科手術を伴います。
実際、命を落とした人も居ます。
本当に、顎変形を放置しといても命を落とす、
あめっちのようなヤツが選択するべき案件です。
長々とお付き合いいただき、
ありがとーございました
下記の場合に限り保険診療の対象となります。
- ①「厚生労働大臣が定める疾患」に起因した咬合異常に対する矯正歯科治療
- ②前歯3歯以上の永久歯萌出不全に起因した咬合異常(埋伏歯開窓術を必要とするものに限る)に対する矯正歯科治療
- ③顎変形症(顎離断等の手術を必要とするものに限る)の手術前・手術後の矯正歯科治療
ご自身の自治体から調べてみるシステムです。