絞り花と言っても様々なタイプがあるのがお判りいただけたと思います。
昨日の後半に紹介したのは緋紋玉系の交配種でこれらの絞り模様は花底か花びらの先端が白になりその間に様々な感じの絞り模様が入っています。
今日紹介する物も緋紋玉系の交配種です。
H583A サクラ@
H50504-01 ゲンタオス@
J169B ウオッカB@
この花も緋紋玉の交配種ですがこの花の場合、地色がピンクで濃い紫の絞り模様が全体に出ているきれいな花です。
この様な観賞価値の高い花を自由に創れれば良いのですがなかなかかないません。
J224B フラッシャー@
次に紹介するのは緋紋玉の交配種では無く強刺の荒刃丸が使われています。
荒刃丸
太くて長い刺をした有名な品種です。
私がこの花を最初に見た時不思議に思ったのがこの花の白です。
写真で撮ると普通の白に見えるのですがプシスなどの白と比較すると少しくすんだ白なのです。
くすんだ白と言う事は少し白以外の要素が入っているのかと思っているのですが今だによくわかっていません。
*品種的にはプセウドロビビア属となっておりロビビアに似ている属と分けていますが私が栽培している限りではロビビアよりプシスに近いような感じがしています。
この刺を見ると太くて長い晴らしい物なのですが交配に使うとこの刺の強さはなかなか出てこないように感じています(相手があるので何とも言えませんが?)。
刺は強く花は緋紋玉の交配種に似た絞り模様です。
J248C イミエルス@
この花は花びら全体に細かい絞り模様が入るタイプでこの親には緋紋玉関係の血は入っていません。
この親にも緋紋玉系の血は入っていません。
確か、この花も年賀状に使った記憶があります。
この花も緋紋玉系ではなく紫花に黄花をかけたものでオレンジ花を創る目的の過程で出来た花です。
J440H ナンタリスH@
明日もこんな感じで絞り花を紹介していきます。
それにしても暑いですのでお体をご自愛ください。