Y794/寒い! | はなはなGさんの花サボテン

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情熱的なサボテンの花
サボテンの花に魅了され自分も”世界に無い花を創る”ために交配を続けます。
少しでもみなさんの心の癒しになれば幸いです。

花の紹介だけでなくサボテンを楽しむための情報なども一緒にお伝えします。

今年の初花です。


Y794はYBT95にYBT23をかけたものです。


Y794A エサラセア@

すっかりしおれていますが淡いピンクの花であることはわかります(花径約8cm)。

 

こんなしおれた花をブログに載せなくてもと思う方が多いと思いますが私にとっては意味があります。

 

その一つに実生から何年で咲くかと言う資料になっていることです。

 

この苗は2010年に撒いて開花したのが今年ですから8年(かかりすぎですが)かかっていることになります。

 

キリン団扇に接げば早く大きくなりもっと早く開花しますが実根で育てた場合はやはり数年遅れます。

 

ここで問題になるのはキリン団扇の接ぎ降ろし苗と実根苗は鉢に植えると外観では区別できないためラベルに記号を追加しています(Y794Ajの様に最後に小文字の”j”を実根苗に記入していますがこれは親木だけで欠き子には書いていません)。

 

もう一つは開花時間が予測できます。

 

だいたい私が写真撮影する時間は10時から12時の間がほとんどでこの様にしおれている物の多くは夜から咲いているようです。

 

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今日は陽が出ていないせいもありますがかなり寒くTシャツとトレーナでは震えるほどの寒さです。

 

ラジオの天気情報では11月の気候だったそうです。

 

温室には天井のみにビニールが張ってあり横が無いため寒さは余計身に沁みます。

 

いつもの様に前の温室から苗を運び出しましたが今日はデッキアを持っていきました。

 

温室に着いてから苗を降ろし最初にデッキアの苗に給水しました。

 

長いこと水やりをしていなかったのと大鉢なので水やりは腰水で与えました。

 

大きなパットに水を貯めそこに苗を置い水を吸わせます。

 

10分ほど浸けておくと用土の表面まで水が上がってくるのでそれを空のバットに入れて水切りをします。

 

多くの鉢は吊り鉢にしていたものですので温室の棚の下に水切り後吊り下げていきます。

 

水を吸い上げる時間、何もしないのももったいないので抜き上げていた苗も鉢上げしました。

 

今回の苗は大きなものが多いのでほとんど鉢に上ましたが小さな苗はトレイに寄せ植えです。

 

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5月20日の開花です。

 

H611A ギャフサス@

 

L812A アットレー@

 

SRI010

 

YBT130SP

 

purpuriopilosus

KLの輸入種子でエキノプシス+プセウドロビビアの交配種となっているものです。

 

purpuriopilosus球体

ほぼプシスの球体で刺も短いものですが偶然今日植え替えたものの中にこの欠き子がありました。

 

植え替えた苗に付いていたラベルを見て名前が読めずおかしいなと思っていたのですがラベルの記入ミスであることが今わかりました。

 

英語表記されたものの名前は何となく読めますが南米や南アフリカなどで地名が付いているものは発音すらできず間違いにきづくこともありません。

 

多分、和名を英語表記しても海外の方は読めないのではと思います。