おーい 

お腹に住んでる小鬼のおに太

いつも 'おーいおーい'と呼びかけて

お腹の中を駆け回る


角と金棒 つんつんつん

その度何かに急き立てられて

いらいらいら つんつんつん

いらいらいら つんつんつん


怒ったわたしはもう知らない

おに太のつんつん知らんぷり

聞かないよ 聞かないよ


そしたら あれあれあれ

心に響く鈴のような

きよらかな声


あなたはだあれ


やっと気づいてくれたのね

わたしの声を聞き分けて

たくさんお話聞いてよね