影 ■ ■ ■ ■ ■ ■蝋燭に照らされて揺らめく影その影はわたしなのお願いだからそこにいて影は笑って離れていくもうわたしの意志など敵わない闇の中へと消えていくうっすらと笑った口元だけをわたしの脳裏に焼き付けて古びた館のロウ人形の物語