1999年星組『我が愛は山の彼方に』 | タカラヅカ 夢の彼方へ

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宝塚ファンです。花組 明日海りおさんを応援しています。

『我が愛は山の彼方に』は、植田紳爾先生の作品です。
鳳蘭さんと 安奈淳さん、大原ますみさんで 初演。
初演は 観ていないのですが、安奈淳さんのエピソード漫画(マーガレットに各トップさんの漫画が連載されていたんです)に チャムガの役のことが 出てきたので、子どもながらに 観たくなった作品です。

峰さを理さん主演で 再演されると聞いて、是非観に行きたいと思って チケットをとった覚えがあります。
観に行って とても感動したんです。チャムガがかっこよくて・・・この公演が さよなら公演だった山城はるかさんのチャムガが 誠実で惚れてしまう 万姫も しょうがないな と、思いました。
後に 峰さを理さんが コンサートで「チャムガを演りたかった」と、話されていて そうだろうなと思いました。朴秀民は 辛抱役でしたね。

霧矢大夢さんの主演で 月組全国ツアーもされていましたが、脚本が驚くほど 改悪されていて もはや同じ作品には思えないほどでした。

そして、昨日(8月21日)放送されていた
1999年星組『我が愛は山の彼方に』
博多座公演が 先にあって、その後 大劇場公演という変則的な公演で、博多座で 役を貰っていた方も 大劇場公演では 役がなくなるという現象が起こっていました。
チャムガは 博多座で 彩輝なおさんでしたが、大劇場では 絵麻緒ゆうさん。彩輝さんは ブルテ国王でした。
そのように 博多座での役より 小さい役になる方が たくさんおられました。その代わり 役替わり公演があって、その役替わり公演は 絵麻緒ゆうさんや 英真なおきさんや秋園美緒さんたちは 休演するという それも何だかなー なことになっていました。
花組『はいからさんが通る』は、初演の役は ほとんど 初演でされていた方に当てはめられていて、よかったかな と、思います。

彩輝さんのチャムガは 観ていないので 感想は言えないのですが、ぶんちゃん(絵麻緒ゆうさん)の チャムガが かっこいいです。声がいいんですよね。歌も 素敵です。
先日、ノルさんと 星奈優里さんの コンサートに ぶんちゃんがゲストで出演されている映像を観ましたが、当時の恨みつらみもいっぱい話されていて、とても楽しかったです。

1999年版の『我が愛』は、戦闘シーンが かっこいいですね。
エルチ(夏美ようさん)や ポンチョ、竜淵(英真なおきさん)、竜林たちが 真ん中で戦うところもあり、結構 長い戦いシーンでした。大劇場公演なので、兵士もいっぱいいて 迫力ありました。

トップ娘役(万姫)が トップさん(朴秀民)と2番手(チャムガ)から 愛されるので、トップ娘役さんの 力量が 試される作品ですね。
万姫は 儚げですが、芯の強い女性です。

もしも再演されるなら 脚本は 元に戻してもらわないといけませんね。

峰さを理さん主演の 映像も 観たいです。
やはり 初めて観たキャストは 最高だと思うので。
朴秀民(峰さを理さん)、チャムガ(山城はるかさん)、万姫(湖条れいかさん)
竜淵(洋ゆりさん)、竜林(紫苑ゆうさん)
エルチ、ポンチョ
魅力的な人たちが 出てきて エピソードも いっぱいあったように思います。