旅のブログを書き始めてまもなくひと月になるが、まだ半分も書いていない。
そしてあれだけ暑かったはずの熊本も、最近ではすっかり秋めいてきた。
秋は、たしか鹿の繁殖期だったと思う。
Prairie Creekにも雄鹿の啼き声がこだましているのだろうか?
さて、先日のDavison Rd、
こんな道も空が見えてくると出口が近い。
ジェットコースターが終わると、相変わらず埃だらけの路上の真ん中に
小さな箱―つまり料金所が現れた。
Redwood National and States Park は入場料がいらないが、、
多くのキャンプグラウンドには使用料がかかる。
ここからFern Canyonへ行くには、Gold Bluffs Beach Rdを通らないといけない。
その道はキャンプグラウンドの一部なので数ドル払うと、地図をくれた。
入口(Entrance Station)からキャンプグラウンド(Campground)まで2マイル、
そこからFern Canyonまで2マイル。
どうやらあと4マイルはこの「灰かぶり」の道を進むらしいと思ったら、
「Fern Canyonまで行く途中に3箇所水たまりがあるけど、
大丈夫だよ、そのまま進めるからね~」、と言われた。
「水たまり」じゃなくて「川」と言われたのかもしれないが、
頭の中では「小さな水」と認識してたから大して気にもしなかった。
「灰かぶり」で木陰などなく、暑く干からびた道を嘆いていたら冷たい風が吹いくると、
現れたのは水たまりあらため川、その中央が池のようになっていた。
困った。渡るべきか、車を置いて歩こうか?と思っていると、
後続のRVが余裕の表情で追い越して行った。
深さ30~40cmというところか?
だめもとで渡ってみたら、とりあえず大丈夫だった。
ところでこの公園は冬に雨が一番多く降る。
何か所かのトレイルで小さな橋を渡ったのだけど、
ひとたび雨が降ると小さな川でも氾濫するから、それらは撤去される。
どうしても進みたいならずぶ濡れになるのを覚悟した方がいい。
無事に3つの池を通過すると駐車場に到着。
ここからは徒歩だ。
(参考まで)
◇プレイリー・クリーク レッドウッド州立公園
プレイリー・クリークのトレイルは全長約75マイルです。
安心してハイキングができるよう、次のことを覚えておきましょう。
1.トレイルマップを持って行く
2.無理をしない
3.適切な服装と、しっかりとした靴を履く
悪天候に備え、予備の服を持参すること
4.バックパックには水と食べ物、懐中電灯、
応急処置キットを入れておく
長時間トレイルに出るならちゃんと守ったほうがいいけど、この日は軽装で十分だった。
道なりに10分もあるくと涼しい木陰に入り、水が流れる音が聞こえてきた。
Redwoodの森なのに植生が全く違う。海を向く方は、白樺のような木も並んでいた。
そして、下草がすっかりシダへ変わると到着。
Fern Canyonの入口、ここから川を登って行くことになる。
両サイドはシダやコケがびっしり生えた壁のよう。
木が倒れようが構わない。
ちなみに木の根元、右側に人物が写っているが、わかるだろうか?
倒木の下をくぐり、川の上は歩けるよう最小限の板が置いてある。
もっともそれも夏のみの話。暑く乾いた夏にウェットな冬も見てみたい。
シダは種類により手のひら~人の背丈ほどに成長するのもある。
お化けのようなスギナも見かけたが、高さが50cmほどに成長していた。
ついでに土筆(つくし)は英語でHorsetail(馬のシッポ)と呼ぶ。
どうでもいいけど、この旅行では語彙が増えた:TOEICでは役に立たない(笑)
下は大好きなコケの一つで「Spanish mossだよ」、と教えられた。
巨大化して乾くと雑巾のようなみっともない姿になるが、それでも好きだ。
そして足元に流れる水はとても冷たく、心地よかった。
カリフォルニアの隣、オレゴンから来た家族に会った。
母親は丸太の上に座りのんびりくつろぎ、父親は写真撮影中。
私は女の子としばらく遊んでいた。
よく見るとこの川にも魚がいて、それはまるで小枝や石みたいな色。
2cm位のカエルもそう――
保護色の生き物は「ウォーリーを探せ」の世界に住んでいる。
一緒に来ていた父親に訊ねたら「Where's Wally?だね!」と大笑いした。
Gold Bluffshを直訳すれば「金の絶壁」
昔、このFern Canyonから少し内側に入ったところには金鉱があった。
川の中をのぞいたとき、キラキラ光っていたのは砂金だろうか?
海へ出るため、来た道を戻っていたら葉っぱが落ちていた。
いや、葉っぱと思ったらBanana Slug(バナナスラッグ)だった!
夕べ習った通り、4本の「つの」を隠す姿は丸まった落ち葉。危うく踏みつけそうになった。
彼(彼女?)には申し訳なかったが、眠っていたところを起こして写真を撮った。
小ぶりで全長10cmほど。あたりを見回すと、茶色の斑点が入ったのもいた。
ようやく会えた!彼らに会うためにここに来たような気分になった。
森を抜けて海へ向かう途中は湿地帯になっていた。
ところどころに並べられた丸太や板切れを選んで進む。
後ろを振り返ると、さっきまで歩いていた森が見える。
分かりづらいかもしれないけど、それなりに距離がある。
良く歩くな・・・と思いつつようやく見えた海
もっと近づくと
ずーっとどこまでも海が続く。
ビーチはたまに人の姿があったけど、広すぎて、人なのか鳥なのか?と思うほど小さく見えた。
太陽が真上より少し傾いていたから、とうに昼を過ぎていただろう。
昼食は真っ赤な洋ナシを皮ごと、それに溶けかけたココナッツチョコレートのタフィー。
ハレアカラの教訓を忘れていた・・・
日中のトレイルにチョコレートはやめたほうがいい。
再び帰り道、例の池で写真を撮ってみたけど、どうだろう?
この次行くときはRVにしよう。


































