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HanYe放置で
ちょこっとだけ
「ヒョン……お返しくれないの?」
言われて気づいたホワイトデー。
呼び出されてこう言われても僕は何も言えない。
「だって僕もチョコもらってないよ。」
「そうじゃないでしょ……」
あきれたように目の前で大きなため息をつかれてしまう。
「……だって………」
「『だって』じゃないの。
僕はちゃんとヒョンにバレンタインデーに言ったでしょ?」
「………」
記憶をたどるけれど思い出せない僕は、近い距離でじっと目を見つめられてどうしようもなくって目をそらしてしまう。
「あのさ………」
あきれた声。
年下の恋人はやさしくって、年下なのに僕をやさしく包んでくれるんだよ。
なのに……
あきれられちゃった僕はどうしたらいいのかな……。
もう顔もあげられない……
もしかしてすごく冷めた目で僕を見てたりするのかな………。
僕のうつむいて限られた視界のなかでキボムの腕が上がる。
僕は反射的にぎゅっと目を閉じた。
「ヒョン……殴られるとか思ったの?」
今度は悲しげな声。
「ヒョン送ってく。
コート……着なよ。」
キボムが離れてゆくことで明るくなった僕の視界。
けれど僕は顔をあげることなんて出来ない。
よく見える床の板模様が次第にぼやけて……やがて。
動かない僕の肩にかけられたコートはさっき脱がされてまだそのぬくもりを残されたまま。
そう……僕はさっきキボムの部屋にきたところ。
呼び出されてここに連れてこられた。
久しぶりに会えた恋人。
それはバレンタインデーの日以来。
ひと月の間僕は待ってた。
いつもなら僕の休みの前にメールが来てたのにあの日以来なくって……。
どうしてなんだろうと思いながら、聞くことも出来ないで過ぎた日々。
明日は……きっと
って思って待ち続けていた僕だった。
あの日はただあって、最近気に入ってるっていうイタリアンのお店に連れて行ってもらったよね。
そうして家に送り届けられただけ。
少しだけのんだワインは美味しかったのを覚えているけれど……。
ただ僕はある答えだけは避けていた。
それは意識的に。
「もう僕が嫌いになったの?」
それは知らず声になっていた。
つづく
ちょこっとだけつづいちゃいます……
誰ももとめていないボムイェwww
でもイベント時にはつい書いてしまうのでした
