目の前に美味しそうな料理があった場合、何かしらの主食がデンと構えていたなら大人しく席にいておもむろに箸を取る
もしそれが主食がないツマミ的なものばかりの場合、その料理達を素早く見定めコンビニに走り料理にマッチしそうな酒を買って帰ってから席につくって程度にはお酒を愛してる
っつっても誰かが料理を作ってあって〜みたいなことはほぼないんだけど
もちろんお酒に対しては私の片想いで、お酒からはたまにものすごく邪険に扱われることがあるが、きっと私がお酒に対して何か気に障ることをしたのだろうと、反省することにしている。
冬の魚もそろそろ出始めて、それから一息ついたくらいの間にすぐ年末になり忘年会のシーズンがやってくる
そういう主旨の飲み会には年配の方もジャカジャカいるから、幹事さん達はわりと和風の居酒屋なんかを選びがち
和風の、なんだったらお魚推しのところへ行くとまず刺し身なんかが出ていて、やがて進むと焼き魚や天ぷらなどが出てくる
でも最初の1〜2杯は喉が乾いてるからビールを飲みたい
でも刺し身には熱燗なんかを合わせたい
でもビールに合うおつまみは最初あまり出ていなかったりする
でも最初から燗をつけてもらうと皆そろって乾杯をする場の足並みを乱す
でもビール飲むなら天ぷらとかと合わせたい
居酒屋さんだとこういうジレンマを必ず抱えてしまう、なんて考えていたらイタリアンみたいなところでもそうかもしれない
最初にカルパッチョなんかが出てくるから白ワインを注文したくなる
あ、でもイタリアンは最初からスパークリングワインって手もあるね
かいけつかいけつ
ジレンマ消えたわ
そしてこういう場合、中華とか台湾料理だとあんまりジレンマないなぁと思うんだよ
最初によだれ鶏とかピータン豆腐とかが出てたりするじゃん?
そんなのももうビールの範囲よね
中華って考えてみたらずっとビールでいけるんだよね
餃子も焼売もビールの守備範囲だし
中華って懐深いのかもしれないなぁって感想抱くのも当然かもなんだけどさ
そもそも論で申し訳ないんだけど、やっぱりおいしい酒飲むには今までのような一箇所でどっしり構えて長っ尻&ビートたけしのモノマネで後輩へパワハラって飲み方自体を見直すべきなんじゃないかと思うんよ
ビール飲みたきゃ手っ取り早く焼き鳥とか唐揚げのお店とかでゴキュゴキュやって、2軒目にマリネやカルパッチョのお店で軽く白ワインでも飲んで、3軒目にハンバーグ食べながら赤ワインとかさ
飲みたいお酒、つまみごとにお店変えるみたいなサッと入ってサッと帰るみたいな、店舗を使った屋台飲みみたいなスタイルとかちょっとあたらしくて楽しいんじゃないかと思う
あともう今の時代、電話を携帯してない人の方がすくないと思う。
それなのに未だにいきなり店舗を訪れて、「8人なんだけど入れる?」などとおっしゃる方がまだまだいるそうだ
いやいや
8名いたらその中の誰か一人くらい次に行くお店に電話してみようか?って人がいるくない?
電話してみようかなぁが一人もいないならそれもうゾンビ集団よ?
もう帰ったほうがいい
酒ってのはスマートに飲むことで、酒にも周りの酒飲み達にも敬意を払うってもんだよ
気をつけていけ
酒って奴は意外と気難しい
卍 チャオ 卍