一昨年の今くらいの時期までドレッドヘアだった
ある人のお宅の草刈りをしてあげたら何かお礼をしてあげるとのことだったので、ドレッド編みをお願いした。
その頃中年男のカジュアルって難しいんよねぇ…と考えていたのもあって、ドレッドヘアならよれた古着を着ていても「あぁそういうスタイルの人なのね」と周囲に納得してもらえる気がしたし、一生の間に一度はしてみたいヘアスタイルだった
それから何年もそれを保っていたのだが、知人の奥様のご葬儀に参列するためにドレッドを落とした。
特に髪型にこだわりはないのでまぁ今度は機会があればアフロでもしてみようかと思う
日本人にとってドレッドというとジャマイカのレゲエ音楽などに携わっている人のイメージが強いんじゃないかと思う。
私も彼らの考えるラスタファリズムという哲学にも少し興味がある。
ジャマイカ人の話す英語は少し特殊で、一人称のアイをミーと言う。
アップルの複数はアップルズだがジャマイカだとメニーアップルとかデムアップルと言ったりする。
リズムをリディムと発音したりとにかくジャマイカの映画などを見てみると、私達が習った英語とはかなり違う印象がある。
私は英語に触れたり言い回しを覚えたのは大抵がハリウッド映画からだったので、あるアイルランド人から「ハナはアメリカ人みたいな英語を話すよね」って言われたとき、イギリス式の英語話者のアイリッシュに自分のアメリカかぶれを指摘された様で少し恥ずかしかった。
ところで北野武監督が外国の映画に出演した際、英語でのセリフ指導を受けるのだが、その指導係が日本語訛りの英語というスタイルを指導してきたそうだ。
それを聞いて私は活路が見えた気がした。
日本式英語の活路だ
「その英語ホントに通じる?」
「ネイティブはしない、日本英語の言い回し」
「そんな英語を教えてるのは日本だけ」
こんな文句が近頃よく目に耳に入る
乱暴な言葉を使えば、うるせーバカ野郎(ビートたけし)だ
大きなお世話とまでは言わないが日本語訛りでも別にいいだろ!
ワタシ イキタイ トウキョウエキ
と外国人に言われてお前ら笑うのか?
通じねぇよって言うんか?
そのココロ笑ってるね?
カタコトを笑う道徳心を恥じろよと思う
私には外国人の友人も何人かいるが中学卒業程度の初級英語しかできなくても何とか通じるし、相手もそれをよく聞いてくれるから私も彼等のカタコトの日本語を笑ったりしない
近年日本のアニメ文化に染まる外国人を指してWeabooと呼ぶ。自他共に。
彼らはお気に入りの女性キャラのことをmy waifuと呼ぶ。
日本のアニメファンが言うところの「俺の嫁」みたいな意味だ
英語のwifeではなく日本式の発音をワザと揶揄ってwaifuというのだ。
kawaiiって言葉なんかもネットではよく見かける
そして英語も変わり続けて行く。それはもう毎日新しい言葉も生まれるだろう
そんな中で最新バージョンに対応した英語を話そうなんて図々しいとさえ思うよ
結構前からNEWはニューなんて発音しない
ヌー若しくはヌだ
going toなんて言わない、ガラだ
それでも日本式英語ではニューって言っていいし、appleはアポーじゃなくてアップルだ
それでいいと思う
そしてマリオの映画がアニメ映画の新記録を打ち立てたりする様な世界情勢から鑑みるになんだかんだ言って日本英語って通じるんじゃね?って思う
そんで「英語なんてできません」っていう恥じらいの気持ちもわかるけど、もっと日本訛りで堂々と話していきません?って言いたいんよ
ジャマイカンイングリッシュを彼等か堂々と話すように
中国人がバカにされたりしながらも中国訛りの日本語を堂々と話すように
これからもへんな巻き舌でRの発音しようぜ、Vは舌唇軽く噛んでいこうぜ
ちゃんとした英語はちゃんとした人たちが話せばいいじゃん
卍 チャオ 卍