昔、岡山県の備前市片上から柵原町までを南北に結んでいた片上鉄道という鉱山鉄道がありましたが、鉱石輸送廃止後、片上鉄道は路線廃止への一路をたどり、平成3年鉄道の歴史に幕を下ろしました。その線路跡の舗装や駅舎の修復などの整備が進められ平成15年11月24日にサイクリング道「片鉄ロマン街道」として開通しました。
この片鉄ロマン街道のさわり部分だけは過去3回に分けて歩いています。
⇒片鉄ロマン街道を少しだけ歩いてみた(2016/01/01)
⇒片鉄ロマン街道を少しだけ歩いてみた-その2-(2016/08/12)
⇒片鉄ロマン街道を少しだけ歩いてみた-その3-(2017/01/02)
また、今年の4月には、旧片上鉄道天瀬駅周辺の桜を見にいきました。
⇒ 今年の岡山の桜を振り返る<その4 片鉄ロマン街道>(2017/04/10)
旧片上鉄道は、その線路跡のすべてが片鉄ロマン街道になったわけではなく、旧片上駅から少しの距離は草地のままとなっています。
この日は、片鉄ロマン街道にならなかった旧片上駅周辺を辿ってみました。
まず、往時の片上駅を確認してみましょう。こんな感じでした。
今、片上駅の跡地は電気量販店のエディオンなどが建っています。
エディオン前のロータリーにある備前バス停留所に片鉄の名前を残しています。
奥は片上港です。
ロータリー前に片上鉄道の起点ポストがあります。本来はもう少し港よりに建っていたものを移設したものと思われます。
片上鉄道の沿革
往時の片上鉄道です。
片上鉄道の線路の一部分が展示されています。
片上駅跡から廃線跡が続いています。
廃線跡は車道を横切って先に続いています。
廃線跡はさらに続いています。
廃線跡は舗装路になります。
廃線跡は旧山陽道を横切って旧津山街道の道筋になります。
廃線跡を進みます。
車止めがあります。ここからがサイクリング道の片鉄ロマン街道に繋がっています。
赤穂線の鉄橋をくぐって続いています。
赤穂線のところから寄り道して左に行くと国重文の真光寺三重塔があります。
こちらも国重文。真光寺本堂。
真光寺の前に第十一代万代常閑像があります。
真光寺仁王門。市指定。赤穂線により本堂と分断されてしまっています。
片鉄ロマン街道に戻り、備前緑陽高校の脇を進んで行きます。
片鉄ロマン街道は片上小学校の横を通ります。
片上小学校の先が片鉄ロマン街道の正式な起点なのかな。
ひなたぼっこしています。
勾配標があります。
春だなあ
備前市サイクリングターミナルがあります。
峠清水トンネルをくぐります。
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