プラス思考
私の主人は、いつもプラス思考で行け!と言う。
済んだことを、あーだ、こうだ、と言ってみてもはじまらない。
これから、どうすべきか?を考えろ!と言う。
ともすれば、あの時、あーすれば良かった、こうすれば良かった
と愚痴を言ってしまう。たしかに、それは、マイナス思考である。
じゃあ、どうする?それが、なかなかアイデアが浮かんでこない。
なんて私は、頭が悪いんだろう?私は、才能がないんだ!
あー、またまた、マイナス思考だ!
どうせしたげるなら、だまってしよう・・・・でも?
実家の母のこと。
子供は、私と妹の、娘ふたりだけである。
私が、実家から、自転車で5分の所に嫁いだので、
実家になにかあると、すぐ、電話がかかってくる。
妹は、実家まで、約1時間くらいかかる。
私が長女である、ということもあって、
私は、結婚した時から、両親の老後の世話は、
自分が、といつも思ってきた。
妹は、私より5つ年下であるが、
私が長男に嫁いだので、
妹の主人が、三男であったこともあって、
妹なりに、両親は、自分がいずれ引き取って
世話をしよう、と思ってきたようである。
実家の両親のほうは、
その頃、私の主人の両親が健在であったので、
妹のほうに、いずれ世話になりたい、と思っていたのである。
そのうち、私の主人の母が、心不全で急死し、
その後、主人の父を17年間世話をしてきて、
主人の父も、98歳で、天寿をまっとうした。
今、実家の両親だけになった。
実家の両親も88歳と82歳になり、
いまさら、どこにも行かないで、
今のままで、ここで暮らすと言い出した。
当然、近くにいる、私が頻繁に実家に行かなければいけなくなった。
月、水、金は、ヘルパーさんが、約1時間半、お掃除とか、食事を作ってくださる。
火、木、土、は、母の透析のお迎えに私がいかなければいけなくなった。
前は、車でお迎えのヘルパーさんと、付き添いのヘルパーさんを二人、お願いしていたが、
3月から、法律が変わったとかで、付き添いはつけられなくなったので、
私が行くことになったのである。
今週の予定を言ってみよう。
月曜、母の皮膚科の付き添い、それも、主人が早くから順番とりにならんでくれてのこと。
火曜、母の透析のお迎え、
水曜、母の歯医者の付き添い、
木曜、母の透析のお迎え、
金曜、母の皮膚科の付き添い、又、主人が順番とりにならんでもらう。
土曜、母の透析のお迎え。
今週の土曜、親しい友達から、ある歌手のデイナーショーに招待された。
時間が、ばっちり、透析に向かえに行く時間帯である。
当然、行けないと断った。
その友達は、ほかの友達を誘った。
私の心に、割り切れないものが残った。
お迎えといっても、ひとりでもできるのに・・・・・・
車でヘルパーさんが向かえにきてくださるのだから、
一度くらい、用事があるときは、私ひとりでも出来るから・・・・・
と、言ってほしい、
でも、母は、言わない。もし、行けないといえば、きっと、
実費で、ほかのヘルパーさんに頼むと言うだろう。
母以外の人は、付き添いなんて、だれもきていない。
車でのお迎えのヘルパーさんだけである。
私は、母の自立心のなさに、いつも、内心、いらいらしていた。
でも、私は、それを口にだせないでいる。
昔から、母は、ひとりで、どこにも行けない人だから・・・・・
出来るだけのことはしてあげたい・・・・・・いつもそう思っている・・・・・のに
このいらだちはなんだろう?
必ず、いつも誰かが付き添っていて当然のこと、と思っている、母・・・・・
ちょっとは、親らしく、こちらのことも気ずかってほしい。
そう言いながら、やってしまう自分にも腹をたてているのである。
どうしたらいい?
聞いてみなければわからないものです!
ご近所に、共に80歳の、仲良しの知人がおられました。
その人たちは、向かえどうしのお家に住んでおられました。
ひとりの人は、18年前に、もうひとりの人のお向かえに
越してこられたのでした。
最初、そうでもなかったそうですが、
もとから住んでおられた人が買い物に行く時、
たまたま、その人も連れて行ってということで、
それからは、もとから居られた人が、どこかへ行くときは、
あとから越してこられた人が必ず一緒に行くようになりました。
旅行も例外ではありません。
どちらも、ご主人を亡くされていて、気楽な環境であるというのが
幸いしていました。
近所の私達からみれば、この上ない、仲の良い、最高の友達、
と、思っていました。
つい最近、あとから越してこられた人が、引越しされました。
80歳ということで、その人の娘さんが、一人暮らしを心配して、
娘さんのおられる、同じマンションに行かれたということです。
娘さんの近くならば、どちらも、安心ということのようです。
引越しの挨拶にみえられた時、
折角、仲良くされていたのに、残念ですね。寂しいでしょう?
と言うと、その人は、
同じ市内だし、私は、足が丈夫なので、地下鉄はただだし、
また来ます。それに、あの人と一緒に行っていたといっても
いつも荷物のもち役ばかりしていたようなものです。
え!そうなんですか?
別の日、もとから住んでおられた人にお会いした時、
さみしくなられましたね?
と、言うと、
ちっともさみしくありません!
ちょっと、出かけようと思っても、
向かえから、見られているとおもうと、
自由に、どこにも行けなかった。
いち、いち、どこそこに行ってくると、断らなければいけなかった。
今、そんな気を使わなくてもよくなったので、さみしくなんかありません1
それに、あの人は、耳が遠いので、自分のことばかり言って、
人のことは聞いていません。自分中心の人だった。
私は、そうだったんですか!
唖然として聞いていた。
あんなに仲良く見えたのに、
聞いてみなければ、わからないものですね!
目が見えるって、何と有難いこと!
親しい友人が、ある日、突然、目が見えなくなった。
友人は、糖尿があるにもかかわらず、ほとんど、節制らしいことは
していなかった。食べることが大好きで、甘いものには目がなかった。
それも、人の倍は食べていたと思う。
ある時、ひどく神経を使う事態が起き、朝、起きると、何も見えなく
なっていたという。当然、すぐ、眼科に、ご主人と、奥さんの妹さんが
付き添って治療に行った。何年かたつが、2,3の病院を変わったが、
未だに、見えない。本当に、お気の毒で、言葉もない。
きっと、いつか、また、見えるようになるから!頑張って!
勝手知ったるなんとやらで、手探りで、自分の家の中をそろそろと、
移動する姿は、かわいそうで、見ていられない。
私も、彼女のため、どうぞ、早く、目が見えるようになりますように、と
氏神様に、ご祈祷してもらって、お札をあげた。
でも、まだ、お蔭がない。
手も不自由でも困る。足が不自由でも困る。
なにより、やっぱり、目が不自由なのが、一番、困る。
見えないってことは、暗闇で、いつも生活しているようなものだ。
目が見えるって、何と有難いこと1
友人のご主人の形見の蘭
家にお花や緑の植物がないと、なんと味気ないことだろう。
私は、いつも、家に、なにか緑の植物をかかさないようにしている。
家は、店をしていて、商店街の中にあって、アーケードがあるので、
昼間でも電気をつけないと暗く、全然日もあたらない。
それで、植物は、観葉植物に限られてくる。
お花は、もっぱら、生け花ばかりである。
昨日、友人が、家で育てている、蘭の植木鉢を、2鉢持ってきてくれた。
これは、昨年、急死された、友人のご主人が、趣味で、ずっと、世話をしておられた、
沢山の蘭の鉢植えの2鉢である。
はい!主人よ!と言って持って来てくれた。
白いのと、白に少しエンジ色が入ったのと、2つである。
早速、店のショーウインド^ーの前に2つ並べて置く。
さあー!通る人たち、よく見てちょうだい!
きれいでしょう!この蘭は、去年亡くなられた、お友達のご主人が、
丹精こめて育てておられた、蘭ですよ。
今年も、こんなにきれいに咲きました。
そうだ!ご主人がおられたときは、こんな風によく蘭の」鉢植えを
よく持ってきてくださった。
通る人が、足を止めて、きれいね!みごとね1と感嘆してくださった1
私は、自分のことのように嬉しかったものだ。
これは、お友達のご主人が、それは、それは、蘭が大好きな方で、
すごい数の蘭を、お家の屋上で、趣味で育てていらっしゃるのよ!
いつも、咲き始めると、こうして持ってきてくださるの!
得意になって話していたものだ。
今は、奥さんである、友達が、ご主人の形見となった、蘭の世話を
している。
朝、起きると、まず、膨大な数の、蘭の水遣りからはじまるそうだ。
たっぷり、1時間はかかると、友達は言っていた。
少しでも長く、咲いていてね!
私は、にこやかに、笑っている、友達のご主人の顔が
蘭と重なって見えた。
胡蝶蘭
お花を買いに行ったとき、まず、目についたのが、牡丹色の胡蝶蘭である。
2本、すぐ買った。早速、家に持ち帰り、生ける。
塗りの細長い筒があったので、それに生けた。
その胡蝶蘭、もう、ふた月にもなるのに、まだ、もっている。
花びらが、枯れたものから、一つずつ取り除いていき、
今、2つになった。よく、水があがってくれて、活き活きして、
私は、残ったふたつの花を、大事に、いとおしく思う。
頑張れ!、もっと、長生きして、楽しませて!
家具の使いまわし
うちには、ご近所の要らなくなった家具が
なんてんか、ある。
最初、たまたま、ある親しくして頂いている家の前を
通りかかったとき、ちょうど、立派な、洋服ダンスを
家の前に出されたばかりだった。
これ、どうされるんですか?
せまいから、粗大で持って行ってもらおうかと思って。
みると、内で使っているのより、ずっと、立派だった。
これ、頂いていいですか?
いいんですか?内は助かりますけど・・・・・
私は、すぐ、主人に言って、家に運んでもらった。
そんな調子で、そこのお家から、ピアノで使う椅子とか、
・・・・・・・・・いろいろいただいて、今も,重宝している。
最近、隣組だった人が、引越しされることになった。
立派なスチールの事務机をいらないので、もらってもらえないか?
というので、主人は、内の古い,簿記台を捨てて、それと入れ替えることにした。
そのスチールの事務机は、そこが、前に、親しくしているお家から頂いたという。
その親しくされていたお家というのが、私も、親しくして頂いている、あの洋服ダンスを
頂いたお家だった。まわりまわって、スチールの事務机は、また、私の家におちついた。
介護、でも神様があなたを選んだ
あるとき、病院で知り合った人が言われた。
私は、舅、姑を、長い間介護し、見送った。
これからは、やっと、楽になり、主人とふたり、
旅行に行ったり、楽しむことが出来る、と
思っていた矢先、
今度は、主人が、脳梗塞で倒れ、
寝たきりの状態になった。
どうして私は。不運なんだろう・・・と
嘆いていた時、
ある人に言われたそうです。
神様が、あなたなら、ちゃんと看てあげてくれるだろう、
と、あなたを選ばれたんですよ、と。
その時、私も思ったのです。
実家の両親、同居の舅、
入れ替わり、立ち代り、入退院のくりかえし、
同時に、同じ病院に三人が入院中、ということもありました。
毎日、毎日、病院通い、
でも、不思議と、いやだと思ったことは一度もなかったのです。
幸い、病院が、自転車で5分とかからない距離で、
朝、昼、晩、と通っても、本当に、なんにも思わなかったのです。
行くことが、毎日の日課になってしまっていて・・・・・・・・
行ってやらねば、という思いだけだった。
今、思います。
私は、神様から選ばれたんだ!と。
私は、選ばれた人なんだ!と。
なんだか、誇らしく、思えてきません?
結婚とは、不思議な縁
私の妹は、若い頃、結構もてた。
あるとき、知り合いのすすめで、仕方なく見合いをしたが、
妹は、気にそわなくてお断りした。
だが、相手の方は、いたく気にいられて、毎日、毎日、家に
電話をかけてこられた。
最初は、電話にも出て、おさそいを、口実をもうけて、丁重に
お断りしていた。そのうち、居留守を使って、電話に出なくなった。
それでも、毎日、毎日、電話をかけてこられた。
妹は、とうとう、頭にきて、いいかげんにしてほしいわ!
一度、会って、きっぱり断ってくる!
それが、今、結婚、35年、
二人で、一週間のオーストラリア旅行に行ってきた。
子供は、男二人、
長男には、子供が、女の子と、男の子がいる。
縁とは、不思議なものです!
