私はきっと、ミトコンドリア。
と、ふと思う。
ミトコンドリアは体内にいっぱいいて、なんと体重の10%をも占める。
私の身体の中の、目ですら見えない極小の細胞内に棲むミトコンドリアは、私の存在なんて知らないし、
私にだって彼らの存在を意識することすらできない。
私もきっと、同じだと思う。
もっともっと巨大で膨大な存在に飲み込まれながら生きてるけど、お互いに意識すらしていない。
ミトコンドリアは私のためにエネルギーを作ってくれるけど、
私はより巨大な存在のために何を提供しているんだろう?
ミトコンドリアにとって、私の身体は宇宙かな。
そのミトコンドリアの中にも、さらなるミトコンドリアが存在しているのかな。
最後の最後は何なのだろう、
意識ってなんだろう。
私は、こうゆうことを考えてる時間が、いちばん好き。
鏡の中の鏡を見るように気が遠くなって、
少し気分が悪くなるけど、
でも、そこにこそ、なにかが在るような気がするから。
