腕の重さを指に乗せる。
こんにちは
「ピアノ脱力ライグラフメソッド」「清水英恵ピアノ教室」の清水英恵です。
前回のブログでは、腕の重さは何kgくらい?小柄でも深い音が出る!でした。
結構腕が重い事が分かったと思います
その重さを手のひらに乗せる所まできたら、あとは指に乗せられるようになれば、ピアノで弾けますよね
でも、それがなかなか難しい。。。
指一本一本は手のひらより全然細いし、たくさん関節があるから力を抜こうと思ったら、ふにゃふにゃしちゃいそうですよね
まずは、あまり手の形など考えず、手のひらに重さを乗せるのと同じような感じで、5本の指先に重さを乗せてみて下さい。
ここからは、どうなるか個人差があると思います。
私のレッスンの経験を踏まえて、タイプ別に書いてみようと思います。
〜タイプ1、無意識に手の形をしっかり作ろうとして、固くなってしまう〜
このタイプの方は、まずは腕の力を抜く事だけを考えて、指に重さを乗せてみて下さい。
手の形があまりしっかりしてないと感じるくらいで大丈夫です!
力が入ってきたら、また手のひらに重さを乗せてみて、しっかり乗ったら指に乗せてみるというのを繰り返してみましょう!
腕の力が抜けている方が、指先に乗りやすいです。
そして、押さえつけなければ、「カツン!!」といい音がして、指先がちょっと痛くなるような感覚があります
〜タイプ2、手首から指先までふにゃふにゃしてしまう〜
このタイプの方は、意識して指の形を作る必要があります。
まずは、第3関節が出るようにしてみましょう。
その時に、
「指の形はしっかりと!!」
と思い過ぎるとまた力が入ってしまうので(このバランスが難しい💦)柔らかいボールなどを軽く掴むようなイメージで、形を作ってみて下さい。
実際にボールがある場合は、掴んでみるといいと思います。そのまま腕をぶらぶらしてみて、ボールは落ちない程度に掴んで腕の力を抜きましょう!
その形を保ったまま、指先に腕の重さを乗せてみて下さい。
今度は手首がふにゃふにゃしてしまう場合は、タイプ3↓を参考にして下さい。
〜タイプ3、手の形は作られているが、手首がふにゃふにゃしてしまい、うまく重さが乗らない〜
腕を持ち上げた時に、手首がふにゃふにゃしてしまうと、うまく指に重さが乗りません。
持ち上げる時に、上腕から指先まで1つになるイメージで、手首はふにゃっとせず、真っ直ぐに保ったまま指先に乗せてみて下さい。
〜タイプ4、指先だけは残っているが、手首はふにゃふにゃ、第3関節は凹んでしまい、うまく乗らない〜
このタイプの方も、上腕から指先まで1つのイメージで。そして、第3関節は出して、上から少し押してもくずれないくらいに関節のお山を作りましょう!
その状態で、また指先に腕の重さを乗せてみて下さい。
だいたいこの4つのタイプに分かれるのではないでしょうか。(まだ細かくはあると思います)
最初は上手く指先に重さが乗らないと思いますので、また手のひらに乗せてみて、
「ドン!!」
とうまく乗ったら、指先に乗せる。を繰り返してみて下さい。指先に上手く重さが乗ったら、
「カツン!!」
と、響いてるいい音がしますよ
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