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少女趣味への目覚めはこの作品でした。
L.M.モンゴメリの「赤毛のアン」。




確か小学校1年生の時だったかな。
学校の図書室でいがらしゆみこさんの漫画版「赤毛のアン」を見付けたのが出逢いです。




お花、お菓子、果物、レース、リボン、フリル、パフスリーブ、詩、物語、音楽…。
アンが心から愛し憧れたそれらに、幼い私も同じように憧れました。
綺麗なものが好き。可愛いものが好き。美しいものが好き。
憧れを憧れとしてきちんと受け止め現実としっかり向き合って生きる、
可憐で健気なアンの姿に心を打たれたものです。




少し大人になった今、もう一度小説でこの作品を読み返しています。
幼い頃の憧れは変わらず、あの日のまま。
アンはそっと私の手をとって、林檎の花が咲く喜びの白い道を掛けてゆきます。