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アーバンギャルドの「メンタルヘルズ」、素晴らしいです。
なんて愛と救いに溢れたあったかいアルバムなのでしょう。
嗚呼、やはり私はアーバンギャルドが、そして天馬さんの言葉が、大好きです。



1曲目の「堕天使ポップ」から、不覚にも泣いてしまいました。。。
すごく絶望的なんだけど、だからこそ前向きな歌詞。秋のよく澄んだ陰鬱な青空に映えます。
「ヴァガボンド・ヴァージン」はこのアルバムの中で一等、好き。走り出したくなっちゃう!
アーバンは朝に聴くとやばいけど、これは朝一番に聴いても大丈夫。笑
「ときめきに死す」のHell's mix、最後の台詞部分がカッコ良過ぎて、もう!
「ももいろクロニクル」(略すると…笑)は、スゴく深い曲ですね。
“君の病気は治らない だけど僕らは生きてく”のリフレインは呪詛でもあり、福音でもあり。



私は精神病なんて患ってないし、ためらい傷なんて無いけど、
時々どうしても病んじゃう時があって。“病むー”とか言えないくらいに。苦笑
だけどそれは当たり前のことなんだって、
“君の病気は治らない”しむしろ治さなくていいんだって、そう思える気がしました。
不健康で不健全な私は、とっても健康で健全です。



アーバンギャルドの音楽は深いメッセージもあり、
ちょっとコメントしづらい露骨な表現もあり、
(今回メジャーと云うことで某組織に一部歌詞を狩られたようですね。苦笑)
ポップで、ガーリーで、可愛くて、面白くて、気持ち悪くて、トラウマティックで、素敵!



私は今日も心の地獄を聴きながら、ディストピアを思い描いています。