映画「ベニスに死す」を見返しました。
前にビョルン・アンドレセンについて少しブログに書いた時から見ようと思っていたのです。



気怠くて、美しくて、破滅的で、嗚呼、やはり好きだなぁ…



私はこの映画を本当に純粋なラブ・ストーリーだと思っているのです。
孤独な老作曲家の、絶世の美少年タージオへの恋心が、初々しくて切ないです。
老作曲家は疫病におかされ、美しいタージオを眺めながら自らは醜く滅びて行くのですが、
その美醜のコントラストが本当に素敵です。



それにしてもタージオ役のビョルン・アンドレセンが美し過ぎます。
ピアノで“エリーゼのために”を右手だけで(ここ重要!)弾くシーンが好きです。



「風と木の詩」を実写化するなら、ジルベールは彼ではないでしょうか…(時代なんて考えますまい)


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