ただいま風邪に絶賛感染中です。




1週間前ぐらいから喉が痛く、3日前にはとうとう声が出なくなっちゃいました。
そんな状態で昨日15歳になったので、お薬が1回2粒から3粒に増えたのです…
こんなに酷い風邪は小学生以来かも?
でも、もうそろそろ治ると思います。というか治す。




服部まゆみの「この闇と光」が、最近の私の愛読書です。




幽閉された盲目の姫君のお話、というあらすじで(何ともハナエさんが好きそーな感じですこと)
それは決して間違いではないのですが…
あぁ、でもこれ以上を云うと未読の方に申し訳ないので、そう思ってお読みになってください。




嗜虐的な愛情にうっとりしながら、愛おしい痛みにくらくらしながら読み進んだなら、
いつの間にか崖の上に立たされていて、それを認識した時には既に飛び降りています。




そして、最後の一文の残虐なまでの美しさ!
闇とは、何とろうたし美なのでしょう…




ゴシックロマン系文学は実はあまり好きではないのですが、これは素敵!
最近本を読んでいて思うのですが、本当に日本人で、日本人の女の子で良かった。