Yann Tiersenのアルバム「Les Retrouvailles」をずっと聴いていました。


Yannは、私の尊敬する音楽家のひとり。映画「アメリ」の音楽を担当した人です。
ピアノ、アコーディオンを中心にバイオリン、トイピアノ、ハープシコード…
時にはタイプライターまで楽器として使っちゃうの!色んな音がして不思議です。


彼の音楽は、錆びれた遊園地みたいな感じ。
かつては人がたくさん来ていたのを感じさせる赤茶けた観覧車やメリーゴーランドに、
ファンタジーが過ぎ去った後、賑やかだった愉しい時を思い出すような、寂寥感。
夢は醒めるけど消えたりはしないから、残骸が胸を愛おしく苦しめる…。



そうだ私ね、遊園地も大好きなんだけど、廃墟になった遊園地がたまらなく好きで!
何時か、行ってみたいのです。



廃れた壊れた歪んだシュールなものとファンタジーの組み合わせって、無敵だと思う!